【当てはまる人いませんか?】歯ぎしりが強い人のお口の特徴
みなさんこんにちは🍂
木更津市畑沢南の歯医者、陽光台ファミリー歯科クリニックのトリートメントコーディネーターです!
一つ前のブログはご覧になりましたか?ちょうど今の時期、季節の変わり目は体に大きなストレスがかかり、歯ぎしりや食いしばりによって歯が痛くなりやすいというお話をさせていただきました。
みなさんは歯ぎしりや食いしばりの自覚はありますか?患者さんに聞くと、「自覚はほとんどないです」とおっしゃる方が結構いらっしゃいます。寝ているときに歯ぎしり・食いしばりをしていない人はいないですが、その力が強かったり頻度が多い方のお口にはいくつかの特徴があります。歯科医師や歯科衛生士はもちろん、歯科助手の私でもお口の中をぱっと拝見しただけで歯ぎしり・食いしばりの力が強い方はすぐにわかります。
その特徴を写真でご紹介しますので、ぜひみなさんもご自身のお口を見てみてください!
①骨の出っ張り
これは「骨隆起(こつりゅうき)」といいます。歯ぎしりやくいしばりが強い方は、歯が抜けないよう守るために骨が増生していきます。上あごや下の歯の舌側にできることが多いです。特に痛みはありませんが、入れ歯をいれることになったときには骨隆起が当たって痛かったり、そもそも入れ歯を作ることができないこともあります。
②被せ物に凹凸がなくツルツルしている
被せ物を入れた当初は、噛む面が歯と同じように凹凸があったはずです。上下の歯を合わせてギリギリと歯ぎしりをすることで被せ物が削れてしまい、穴が開くこともあります。
③舌の端に歯型がついている
歯に舌が強く当たり続けることで圧痕ができます。歯列に沿って舌を動かしてみると歯と圧痕がピッタリ合うところがあるはずです。
④頬粘膜の線
舌の圧痕同様、頬粘膜に歯が当たることで圧痕がつきます。
いかがでしたでしょうか?当てはまるものはありましたか?気になる方は一度歯科医院を受診されることをおすすめします。
歯ぎしり・くいしばりがひどいんですが、どうしたら良いですか?」というご質問をよくいただきます。体が持っている生体防御機構が歯ぎしりやくいしばりで、その原因はストレスです。上記のようなお口の状態の方は、ストレスの発散を歯ぎしりやくいしばりに頼る頻度が多い方です。お散歩や読書など自分の好きなことをしてストレスを発散し、ゆっくり休んでストレスをためないことが歯ぎしりやくいしばりに対してできることです。