陽光台ファミリー歯科クリニックは千葉県木更津市、内房線君津駅が最寄りの歯科クリニックです

〒292-0826 千葉県木更津市畑沢南5丁目22番27号
インスタグラム
youtube
MENU

マタニティ歯科

Medical

マタニティ歯科(妊婦歯科検診)

産まれてくる大切な赤ちゃんのために

妊婦さんが、「健康な赤ちゃんを産みたい」という強い思いを持っているのは当然のことです。しかし、インターネットなどでは正しくない情報も氾濫しており、妊婦さんに不安を感じさせてしまうこともあります。当院では、妊婦さんと生まれてくる赤ちゃんのために様々な取り組みをしています。

マイナス1歳からの虫歯予防

生まれたばかりの赤ちゃんは虫歯菌を持っていません。つまり、小さな子どもの虫歯は、お母さんやご家族からの虫歯菌感染が原因となっているのです。
妊婦さんの虫歯や歯周病の治療は、実はお腹の中の赤ちゃんを守る上で非常に重要です。定期的に歯科医院へ通い、虫歯のないお母さんと、虫歯のあるお母さんでは、2歳児の虫歯発生率が3倍以上も違うというデータがあります。赤ちゃんの健康な歯を守るためには、お母さんの口腔衛生管理が鍵を握っています。妊婦さんは、出産前から歯科健診を受け、虫歯や歯周病の予防に取り組むことが大切です。

2歳児の虫歯発生率

お母さんと赤ちゃんの手

妊婦さんのお口の環境を良い状態に維持することは、ご自身の健康を守るだけでなく、お腹の中の赤ちゃんの安全を守り、産まれてくる赤ちゃんへの最高の虫歯予防と歯周病予防というプレゼントになります。
当院ではお子様の虫歯ゼロを目指して、積極的に妊婦歯科検診・マタニティ歯科を行なっています。妊婦さんの健康的な口腔環境を維持することで、ご自身とお子様の健康的な生活がスタートできるよう、全力でサポートいたします。

妊娠時のお口の中の変化

妊娠をするとつわりなどの体調不良やホルモンバランスの変化により、お口の中にさまざまな変化が起こりやすくなります。

妊娠初期

つわりによる体調不良により、歯磨きが不十分になったり食べ物の嗜好や食習慣が変化することで、口腔内環境が悪化して虫歯や歯肉炎のリスクが高まります。

つわり時におけるお口のケアのポイント

  • 体調の良い時に磨く
  • 歯磨き粉は使わなくてもOK
  • テレビを見ながらやお風呂に入りながらなど、リラックスをしているときに”ながら磨き”をする
  • 毛の柔らかいものや子供用などヘッドの小さい歯ブラシを使う
  • 顔を下に向けて、奥から前にかき出すように磨く
  • 歯磨きが難しいときは、食後に水や洗口液でお口をゆすぐ
  • キシリトール100%のガムを噛む

虫歯予防

つわりのときには、酸っぱい物を好んで食べるようになると言われています。みかんなどの柑橘類を食べるとお口の中は酸性に傾き、虫歯のリスクが高まります。さらに、つわりによるお口の清掃不足が加わるとより虫歯になりやすくなります。
虫歯予防には、歯の成分であるカルシウムやリンを多く含むMIペースト(※牛乳アレルギーの方は使用できません)や、殺菌効果が高く高濃度のフッ素が含まれているジェルコートFの使用がおすすめです。

MIペースト

MIペースト

ジェルコートF

ジェルコートF

妊娠中期・後期

安定期である妊娠中期は、歯科治療を受けるのに適した時期です。安定期に入ったら、歯科医院にて健診を受けることをおすすめします。
お口の中では、ホルモンバランスの変化により歯肉が腫れたり出血しやすくなります。これを「妊娠性歯周炎(妊娠性歯肉炎)」といいます。歯周病菌が血流を介して胎盤へ移動すると、胎児の発育不全や低体重児、早産のリスクが高まると言われています。

妊娠性歯周炎

妊娠性歯周炎(妊娠性歯肉炎)

妊婦における早期低体重児出産の危険性

妊婦における早期低体重児出産の危険性

妊娠後期になると、甘い物が食べたくなることが多いです。加えて、女性ホルモンの分泌量がピークとなるため、歯磨きが不十分だと妊娠生歯周炎や虫歯のリスクがさらに高まりますので注意が必要です。

妊娠中・授乳中における歯の治療についてよくある質問

妊婦さん・授乳中のお母さんが心配される歯の治療における麻酔・レントゲン・薬についてどれも安心していただければと思いますが、「それでもやはり心配…」という気持ちももちろんわかります。治療の際は、歯科医師と相談しながら決めることをおすすめします。

麻酔をしても大丈夫ですか?
歯科で使用する麻酔(キシロカイン)は、無痛分娩にも使用されています。そして、局所麻酔なのでお腹の中の赤ちゃんや授乳への影響はないと言われています。虫歯治療のために麻酔をした場合、〜3時間ほどで切れることがほとんどです。
レントゲンが心配です…
歯科医院でのレントゲンは、自然に被曝するよりもごく少量です。撮影部位と子宮との距離は離れていて、撮影時には鉛でできたエプロンを着用しますのでご安心ください。
授乳中なので薬は飲めませんよね?
当院では、消炎鎮痛剤(痛み止め)はカロナール、抗生剤はセフェム系のフロモックスを処方しています。どちらも妊娠中・授乳中に服用できるお薬です。妊娠中・授乳中のお薬について詳しくは下記のブログをご覧ください。

赤ちゃんのお口のケアはいつから?

歯が生える前

生後6ヶ月ごろから乳歯が生え始めます。歯が生えてからいきなり歯ブラシを使うと嫌がることがあるため、乳歯が生える前からお子さんを膝の上に寝かせてリラックスしている時に、口の周りや口の中を清潔な指で触って、お口の周りや中を触られることに慣れさせましょう。

歯が生えてきたら

乳歯が生えてきたらいよいよ歯ブラシデビューです。いきなり仕上げ磨き用の歯ブラシでゴシゴシ磨いてしまうと、赤ちゃんは痛みを感じて嫌がり、”歯磨きが嫌いな子”になってしまいます。当院では歯ブラシデビューに、オペ後のデリケートなお口の中に使用する毛先のとても柔らかい歯ブラシをおすすめしています。
赤ちゃんがカミカミする用の歯ブラシは、柄が短く加えても喉まで届かない安全なものを選びましょう。

歯ブラシデビューにおすすめ

歯ブラシデビューにおすすめ

カミカミ用歯ブラシ

カミカミ用歯ブラシ

子どもの歯医者さんデビューはいつ?
当院では「歯が生えたら」とお伝えしています。お子さんのお口の中を拝見することよりも、お子さんを歯科医院に慣れさせる、お父さん・お母さんに正しい知識をお伝えすることを目的としています。

当院の小児専用診療室

小児専用診療室

奥歯が生える前

奥歯が生え始める1歳半頃までには歯ブラシを使った歯磨きを身につけられると良いです。そのために、家族が歯磨きをしている姿をお子さんに見せることで、歯磨きを日常の習慣として認識したり、自分も歯磨きしたいという意欲を育てることに繋がります。
また、奥歯が生え始めてから乳歯が生えそろうまでの1歳7ヶ月〜2歳7ヶ月頃は、お母さんからお子さんへ虫歯菌が移りやすい「感染の窓」という時期です。この時期がお子さんの将来の虫歯リスクを決める大切な時期です。

感染の窓

お母さんと赤ちゃんが通いやすい歯科医院を目指して

当院では、妊娠中から出産後、さらに産まれてきた大切な赤ちゃんも安心して通っていただけるよう、さまざまな取り組みをしています。

お母さんの治療中に保育士がお子さんをお預かり

お母さんの治療中に保育士がお子さんをお預かり

「歯医者に行きたいけど、子どもを預けられないからなかなか行けない…」というお母さんは多いと思います。当院では、お母さんの治療中に生後6ヶ月〜未就学児のお子さんを保育士がお預かりいたしますので、安心してお子さんと一緒にご来院ください。
※保育は予約制となりますので必ず事前にご連絡ください

保育士による子育てお悩み相談

子育て経験のある保育士が在中しています。お口のお悩みに関わらず、子育てのお悩みはお気軽にご相談ください。

歯の知識や仕上げ磨きの仕方が身につく「歯育て教室」の開催

歯育て教室内容

妊婦さん、未就学児のお子さんを持つお父さん・お母さんを対象に定期的に「歯育て教室」を開催しています。妊婦さんやお子さんの虫歯予防、仕上げ磨きの仕方、歯並びについて詳しくお伝えします。教室開催中は保育士がお子さんをお預かりいたしますので、安心してご参加ください。

子育て家庭を応援!チーパス協賛店

チーパス

当院は、子育てをしているご家庭を応援するチーパスの協賛店です。チーパスをご提示いただいたご家庭に、お子さん一人ひとりのお口の状態に合った歯ブラシや歯磨き粉のサンプルをお渡ししています。

当院のスタッフ一同、妊婦さんのサポートに全力で取り組んでいきます。何かお口のお困りごとやお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。