入れ歯に慣れるコツを歯医者がご紹介！
袖ヶ浦・木更津の歯医者、陽光台ファミリー歯科クリニックです🍀
昨日に引き続き本日のブログも「入れ歯」がテーマです。昨日は入れ歯の種類についてお話しました。今日は、初めて入れ歯を入れる方に向けて、入れ歯になれるためのコツをお伝えします^^
入れ歯にはどうしても違和感がつきものです。入れ歯は別名「義歯」と呼ばれますが、義手や義足と同じです。義手や義足は装着した直後から自分の手や足のように使えることが少ないように、入れ歯も入れた直後から自分の歯のように使えることは本当に稀です。違和感や痛みがあることは当たり前だと思っていただければと思います。現在、入れ歯を使って普通にお食事やお話をしている方も初めて入れ歯を入れた時は痛みや違和感があったはずです。患者さんご自身で慣れていただくことと歯医者での調整を重ねることで段々と使えるようになりますのでご安心ください。
入れ歯に慣れるためのコツ！
★とにかくお口の中に入れる
まずは入れ歯をつけて入れ歯がお口の中にあることに慣れるのが一番です。初めはお食事やお話するとき以外の何もしていない時間につけてみましょう。しかしお痛みがある時は無理につけずに、歯ぐきの傷が治ってからつけてください。痛みを我慢して入れ続けると入れ歯に対してマイナスなイメージを持ってしまい、結果的に入れ歯を使わなくなってしまいます。
＜お食事編＞
入れ歯を入れることに慣れてきたら、小さいものや柔らかいものをゆっくり食べてみます。初めから固いものを噛んでしまうと歯ぐきや入れ歯を支えている歯に負担がかかって痛みの原因になります。
＜会話編＞
入れ歯を入れるとサ行・タ行が特に発音しにくくなります。今まで通り発音するには、入れ歯を装着した状態での発音練習が必要です。家族や友達と積極的に話をしたり、本や新聞を音読をしてゆっくり慣れていきましょう。
＜着脱編＞
特に部分入れ歯の着脱は初めは難しく感じることが多いです。慣れるまでは鏡の前で着脱をしてください。
※入れ歯を噛んで装着すると破損の原因になります。指で入れ歯をはめてから噛むようにしてください。
当院では、新しい入れ歯を入れた患者さんに上記のご説明に加えて、次回のご予約（入れ歯の調整）の3日前からは痛みがあっても入れ歯を装着するようお願いをしています。歯ぐきにわざと傷をつけることで入れ歯のどの部分が当たっているのか的確に確認ができ、入れ歯を調整することができます。痛みがある時は辛いことを重々承知しておりますが、快適に入れ歯を使っていただくために必要であることをご理解いただけると幸いです。
次回は入れ歯の取り扱いについて詳しくご紹介します！
