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歯周病

歯石の放置は「歯を失う」カウントダウン!知っておくべきリスク

木更津市で歯石取りなら陽光台ファミリー歯科クリニックへ🍀

「鏡を見たら、下の前歯の裏側に硬い塊がある…」「少し色がついてきたけれど、痛くないから大丈夫だろう」。そんな風に歯石を放置していませんか?

結論からお伝えします。「歯石は放置して良くなることは100%ない」ということです。歯石とは、歯垢(プラーク)が唾液中のミネラルと結合して石のように硬くなったもの。単なる「食べかす」ではありません。

下の前歯の裏側についた歯石

除去した歯石

歯石の表面はザラザラしており、そこを住処としてさらに生きた細菌が繁殖し続けます。つまり、歯石があるということは、お口の中に「細菌の要塞」を築かせてしまっているのと同じなのです。この記事では、歯石を放置することで起こる恐ろしい変化と、その解決策を詳しく解説します。

 

まずはあなたの「放置リスク」をチェック!

自分のお口にどれくらい歯石があるのか、放置すると危ない状態なのか、まずは鏡を見ながらチェックしてみましょう。

☑️歯石・歯周病セルフチェックシート

以下の項目の中で、自分に当てはまるものがあるかチェックしてみてください。

1. 目で見えるサイン(鏡でチェック)
[ ] 下の前歯の裏側に、白や黄色、茶色の硬い塊がついている。

[ ] 歯の隙間が以前より広がった気がする。

[ ] 歯茎の色がピンク色ではなく、赤やどす黒い赤色をしている。

[ ] 歯茎が腫れていて、歯が以前より長く見える(歯茎が下がった)。

2. ブラッシング時のサイン
[ ] 歯磨きをしている時に、決まった場所から血が出る。

[ ] 歯ブラシの毛先に血がついていることがある。

[ ] しっかり磨いているはずなのに、歯の表面がザラザラしている場所がある。

3. お口の感覚・匂いのサイン
[ ] 朝起きた時、口の中がネバネバして気持ち悪い。

[ ] 家族や親しい友人から「口臭」を指摘されたことがある。

[ ] 指で歯茎を触って匂いを嗅ぐと、嫌な臭いがする。

[ ] 以前に比べて、冷たいものがしみるようになった。

☑️チェックの結果判定
当てはまった数はいくつでしたか?

0個:クリーンな状態
今のところ大きな問題はありません。現在の丁寧なセルフケアを継続しましょう。ただし、歯茎の溝の奥(歯周ポケット)に隠れた歯石は自分では見えませんので、半年に一度の定期検診は忘れずに。

1〜3個:要注意(歯石蓄積の可能性あり)
すでに歯石が形成され、歯茎に初期の炎症が起きている可能性があります。歯石は一度付くと石のように硬くなり、歯ブラシでは絶対に落ちません。早めに歯科医院でクリーニングを受けることをおすすめします。

4個以上:危険(歯周病進行のサイン)
歯石の放置により、歯周病が中等度以上まで進行している恐れがあります。このまま放置すると、歯を支える骨が溶け出し、将来的に歯を失うリスクが非常に高い状態です。痛みが出る前に、今すぐ歯科医師に相談してください。

いかがでしたか?1つでもチェックがついた方は、すでに歯石による『歯を失うカウントダウン』が始まっているかもしれません。では、具体的にどのようなリスクが待ち構えているのか、詳しく見ていきましょう。

 

リスク1:歯周病の悪化と「歯が抜ける」メカニズム

歯石を放置して最も恐ろしいのは、歯周病(サイレント・キラー)の進行です。

歯石の表面に付着した細菌は、毒素を出し続けて歯茎に炎症を起こします。これが「歯肉炎」の始まりです。放置すると炎症は歯を支える骨(歯槽骨)にまで及び、骨を溶かし始めます。これが「歯周炎」です。

初期: 歯茎が赤く腫れ、ブラッシングで出血する。

中期: 歯茎が下がり、歯が長く見える。冷たいものがしみる。

末期: 歯を支える骨がほとんどなくなり、健康な歯であっても突然ポロリと抜け落ちる。

恐ろしいのは、このプロセスが「痛みなく」進むことです。痛みが出た時には、すでに手遅れで抜歯せざるを得ないケースが少なくありません。

歯周病の進行とよくある症状

 

リスク2:口臭の悪化と「全身疾患」への波及

歯石放置の弊害は、お口の中だけにとどまりません。

第一に、「強烈な口臭」の原因になります。歯石に潜む細菌がタンパク質を分解する際に、腐った卵や玉ねぎのような臭い(を発生させます。これは自分では気づきにくく、人間関係に影響を及ぼすこともあります。

口臭

さらに深刻なのは、全身への健康被害です。 歯周病菌が歯茎の血管から血液中に入り込むと、全身を巡り、以下のような疾患のリスクを高めることが最新の研究で分かっています。

糖尿病: 歯周病が糖尿病を悪化させ、逆に糖尿病が歯周病を悪化させる悪循環に。

心疾患: 血管壁に炎症を起こし、動脈硬化や心筋梗塞の原因に。

誤嚥性肺炎: 高齢者の場合、お口の細菌が肺に入ることで命に関わる肺炎を引き起こします。

「たかが歯の汚れ」が、実は命に関わる問題に直結しているのです。

 

セルフケアの限界:なぜ歯石は自分で取ってはいけないのか?

「市販のスケーラーを使って自分で取ればいいのでは?」と考える方もいるかもしれません。しかし、自己流の歯石取りは絶対にNGです。

理由は3つあります。

歯の表面を傷つける: 目に見えない傷がつくと、そこにさらに細菌や着色が付きやすくなります。

歯茎を傷つけ感染させる: 器具が滑って歯茎を深く傷つけ、そこから細菌感染を起こすリスクがあります。

「縁下歯石」が取れない: 本当に悪影響を及ぼすのは、歯茎の溝の奥深くにある「黒い歯石(縁下歯石)」です。これはプロの技術と専用の器具でなければ除去できません。

歯石は「削り取る」のではなく、専門器具で「振動させて剥がし取る」のが正解です。セルフケアはあくまで「歯垢(プラーク)」を落とすためのものと心得ましょう。

歯医者でのクリーニング

 

歯科医院でのクリーニング:放置期間別・治療の目安とメリット

では、どのくらいの頻度で受診すべきでしょうか?一般的な目安は3ヶ月〜半年に1回です。

3ヶ月放置: まだ歯石は柔らかく、短時間のクリーニングで痛みなく除去可能です。費用も抑えられます。

1年以上放置: 歯石が岩のように硬くなり、除去に時間がかかります。歯周病が進んでいる可能性が高く、複数回の通院が必要になることも。

数年放置: すでに骨が溶け始めている恐れがあります。精密検査を行い、深い部分の歯石除去(スケーリング・ルートプレーニング)が必要です。

定期検診に通うことは、将来的に歯を失ってインプラントや入れ歯にする何百万円もの費用を節約することに繋がります。「予防こそが最大の節約」なのです。

貯金箱

 

まとめ:一生自分の歯で食べるために今できること

今回の内容を振り返りましょう。

歯石は細菌の温床であり、放置しても自然に治ることはありません。

放置は歯周病を悪化させ、最終的に健康な歯を失う原因になります。

口臭だけでなく、糖尿病や心疾患など全身の健康を脅かすリスクがあります。

自分で取るのは危険。歯科医院でのプロケアが唯一の解決策です。

「痛みがないから」と先延ばしにするのではなく、美容院に行くような感覚で定期的に歯科検診を活用してください。数年後、数十年後に「あの時検診に行っておいてよかった」と思えるはずです。

もし、前回の検診から半年以上空いているなら、今日この瞬間に歯科予約を入れてみませんか?あなたの大切な歯を守る第一歩になります。初診の方はLINEまたはお電話(0438-38-4854)、再診の方はお電話でご予約をお取りください。