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今流行のダイエットとたんぱく質ブームの表と裏!

「たんぱく質」を摂らずに病に
「たんぱく質」を摂って病に

こんにちは🍀木更津市の歯医者、陽光台ファミリー歯科クリニック🍀です。

我が家のダイエッター、息子と娘の闘いは相も変らず継続中です。私は今日も大量の鶏むね肉を抱えて家路を急ぎます。

以前のブログ(こちらからお読みください)で鶏むね肉の低温調理についてお話させて頂きましたが、そちらも薄味ながらも飽きない様に味を変えつつ継続進行形です。
今はレモン味に人気が集中しています。
皮を外した鶏むね肉の繊維を切り、塩コショウ、たっぷりのレモン果汁に漬け込んで低温調理しています。

私はダイエッターではないので、何が必要かは良くわかりませんが、2人は兎にも角にも「たんぱく質」と騒ぎます。どうもダイエットには「たんぱく質」が鍵のようです。事実2人ともしっかり結果が出ていて、息子にいたっては8キロくらい体重が落ちたと言っていました。急激に体重を落とすのはあまりよろしくないと、たまにダイエット休憩を兼ねて友人と外食に出かけたりもしています。2人ともただ痩せれば良いというスタンスではなく、息子はムキムキマッチョを目指しているし、娘は大学のスポーツ系の部活をやっている為、筋肉が大切な友人であるようです。

世間的にも「たんぱく質」はここ数年ブームが継続中でコンビニにも「たんぱく質」強化をうたった商品が次々と登場していますよね?ザバスのドリンクやオイコスのヨーグルトなどはラインナップが豊富で飽きにくく、我が家でも冷蔵庫にいつも入っています。

 

ただこれらもカロリーが無いわけではないのでとりすぎると逆効果となるようで、子供達も常には摂取していないようです。最近ではダイエットの敵であるはずのカップヌードルも「たんぱく質」強化の商品を発売していました。

1個あたり「たんぱく質」が15g入っていてカロリーは292カロリーです。これをどの様に思うかは人それぞれなので私が発言するところではありませんが、食べたところ薄味でむくみが出づらく腎臓が弱い私としては大歓迎でした。従来品より塩分25%カットされているようです。従来品のガツンとした味がお好きな方には物足りなく感じるでしょうがw

そもそもどうして「たんぱく質」が必要となるのでしょうか?
「たんぱく質」は、筋肉や骨など身体のさまざまな部分を形成するために必要な栄養素です。食事の摂取量を落とすに伴い、「たんぱく質」の摂取量も下げてしまう事は非常に危険な行為であることはおわかりかと思います。その為、食事の総量を減らして、「たんぱく質」を積極的に取り入れるというのが今のダイエットスタイルのようです。また「たんぱく質」の摂取は基礎代謝量を上げ、脂肪を燃焼しやすい身体づくりには有効と聞きます。逆を言えば、「たんぱく質」不足に陥ると筋肉量や基礎代謝が減り、脂肪燃焼の効果が低下してしまいます。食べるのを我慢しているのになかなか痩せないという悲しい事態に陥るのです。

「たんぱく質」は動物性と植物性があります。動物性は卵、肉類、魚介類、乳製品で、植物性は大豆及び大豆製品です。

これらの中でカロリーや脂質の低いものという事で、良く世間で言われている《鶏むね肉とブロッコリー》という黄金の組み合わせが出来るのです。ブロッコリーには野菜には珍しく、比較的多くの「たんぱく質」が含まれていて、これはキャベツの5倍にあたります。さらにビタミンB群、カルシウムや鉄、食物繊維やビタミンCが多く含まれています。極力食事の摂取量は減らしたいけど、効率良く必要な栄養素を摂るとするならばブロッコリーを、、、という事でしょう。
痩せても不健康では仕方ないですからね!

ただ、プロの栄養士がついている訳ではないので、我が家の素人ダイエットには何かと問題が浮上します。

ある日、息子が会社の健康診断で肝臓の数値があまり良くなかったとしょぼくれていました。お酒は全く呑みません。暴飲暴食する訳でもありません。いったいどんな病があるというのでしょう。
「たんぱく質」は摂取後、一度アミノ酸に分解されます。そしてそれが体内に吸収され、「たんぱく質」に再合成される過程に於いてアンモニアという毒素も発生します。通常アンモニアは尿素となり体外に放出されるのですが、その仕事は肝臓と腎臓が担うのです。「たんぱく質」を摂り過ぎると腎臓や肝臓に負担がかかると言われています。息子は一時期プロテインを必要以上に飲みすぎたのが原因ではないかと分析していました。
素人ダイエットの難しいところです。

「たんぱく質」は私達にとって必要不可欠な栄養素です。例えば、歯の再生や歯の健康は「たんぱく質」なくして語れないほどです。歯は大雑把に言うと、エナメル質、象牙質、歯髄という3つの層から成り立っています。

歯の構造

象牙質の主な有機成分はコラーゲンで、線維状のたんぱく質です。そしてこれは象牙質を形成する細胞によって生成されるのです。「たんぱく質」が不足すると、コラーゲンの生成が不足し、象牙質の強度が弱まります。それは歯がもろくなる一要素となってしまうのです。
また「たんぱく質」不足は歯周病といった歯を失う原因ともなる病も呼び込む可能性があります。歯周組織はコラーゲンを含むたんぱく質によって支えられているので、「たんぱく質」不足は歯周組織を弱め、歯周病の進行を助長する可能性があるのです。

揺れてる歯

日本人が必要な1日当たりの「たんぱく質」の摂取量は 40歳の男性なら88ℊ~135ℊ、50歳の女性なら68ℊ~98ℊと言われています。しかし、日本人の多くは目標量の「たんぱく質」を摂れておりません。特に30~50代においては約10ℊ程度不足しているそうです。ダイエットに限らず「たんぱく質」は必要不可欠な栄養素です。やたらに摂取すれば良いものではありませんが、少しの気遣いで美味しく必要な量を摂取出来るのであれば頭をひねってみたいものです。また時にコンビニに並ぶ「たんぱく質」強化製品の力を借りるのも良いかもしれませんね!

みなさんはどんな製品を試してみたいですか?