陽光台ファミリー歯科クリニックは千葉県木更津市、内房線君津駅が最寄りの歯科クリニックです

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歯周病

秋を前にダイエット?肥満は歯周病をつくる!美味しく、美しく、鶏肉ダイエット!

こんにちは🍀木更津市で歯周病治療を行っている歯医者、陽光台ファミリー歯科クリニック🍀です。

最近我が家はダイエットブームです。

体重計に乗る

もちろん、私はそのブームから除外させて頂いています。しかしながら私は立派な肥満です。(だったら参加させて貰えよと突っ込みが入りそうですが) 因みに亡くなった義母は見た目鶏ガラで健康診断では立派な肥満判定をされていました。つまりは筋肉が非常に少なく、骨と脂肪が体重の多くを構成しているという事らしいです。(そんな事あるんですね!)

ダイエッターの中心メンバーは息子と娘。共に筋トレ大好き人間です。

筋トレ

一時期、鶏むね肉とブロッコリーだけという、見るからにまずそうなダイエット食で過ごしていた事もある息子でありましたが、今回のダイエット食はもう少し彩りのあるもののようです。最近の研究により脂質もある程度摂取したほうが筋肉には良いとの情報をもとに方針転換をしたようです。また、以前の様な急激な体重減少は避け、なだらかに体重を落としているようです。(健康にはその方が、、、)

娘は息子ほど本格的にダイエットはしないものの以前より鶏のむね肉料理を食事の中心に据えています。味にはこだわる派です。夕食を出先でとる事が多いので持ち歩きしやすい形をリクエストしてきます。グラム数を把握するのが難しくなるので他の食材と混ぜるのはやめてほしいといいます。(でも味にはこだわるんだよな〜)

普通は鶏むね肉を低温調理するところですが、昨今家庭における鶏むね肉の低温調理の危険性も指摘されているので、(十分に火が通っていない、一部生、食中毒を引き起こす可能性のある菌が死んでいないなど)私はもう少し高温で処理します。むね肉を丹念に包丁やフォークで刺して筋を切り、固くなるのを防ぎます。この後好みの調味料をまぶしてジップロックに入れ、沸騰から少し温度の下がったお湯にしっかりとつけておきます。湯温が60度より下がってきたら再度加温するようにしています。低温調理をせずとも筋を丹念に切っている為、それほどパサパサにはなりません。その後しっかりと冷して薄くスライスしたものを持たせます。

湯せんする前の味付けは塩分に注意しながら販売されているスパイスを使います。娘のお気に入りはタンドリーチキンやマスタード味です。柚子胡椒も好きだと言っています。時間がある時は生素材で味をつける事もあります。茗荷やねぎ、生姜のすりおろしなどで味をつけます。粒マスタードをすり込んだものも美味しいと言います。湯せんした肉をしっかりと冷ます事で味が染み込みます。

一方息子は、炭水化物は米ではなくジャガイモでとっています。脂質はアボガドを投入しています。味付けしていない鶏むね肉とチンしたじゃがいも、アボガドに無脂肪ヨーグルトを混ぜています。味付けはキムチやカレーパウダーを使っています。どこかのSNSで情報を得たのでしょう。試食した娘は美味しいと言っていました。息子的にはこの食事だけでは急激に体重が落ちてしまったようで、減少速度を緩める為にもう少し糖質を入れたいと言っていました。もちろんじゃがいも100gあたりの糖質量は約15〜16gがあるようですが、米よりは少いのでどこかで多少加糖したいようです。

せっかくのダイエット環境なので肥満の私も多少は心が揺らぎます。肥満はあらゆる病の源とも言われているのは十分承知しています。ここ数年、健康診断の度に成人病防止の為の食事指導のカウンセリングに駆り出されています。成人病が国の医療費を圧迫しているとの事でこの様な流れになっていると推察されます。

これは内臓に限った事ではありません。口腔内にも大きく影を落とします。
肥満は体内の炎症性物質を増加させ、歯周病菌の活動を活発化させるそうです。ですから肥満の人は歯周病にかかりやすく、進行しやすい傾向にあるようです。

歯が気になる男性

肥満の人が歯周病になりやすいとされるメカニズムを岡山大学の丸山貴之助教(予防歯科学)が動物実験で解明したという朝日新聞の記事をWeb上で見たことがありました。肥満になると血液中の一定の物質が増え、歯茎の健康を左右するといいます。歯を失う主な原因とされる歯周病を防ぐには、歯科で診てもらうばかりでなく、肥満の予防に努める必要があると呼びかけているものでした。

国民健康・栄養調査(2019年)によると、日本の男性の3割、女性の2割が肥満状態にあり、これまでに、糖尿病が歯周病を悪化させるなど、全身の健康が歯茎の健康に影響を与える可能性があるとの報告が示されていました。

あたりまえの事ですが、内臓は内臓、口腔内は口腔内に留まらず、一つの身体として健康はつくられます。これは逆もまた真で、口腔内の不健康は全身の不健康につながるとも言えます。

歯周病は万病のもと

また単に肥満と言っても見た目だけでは判断出来ない側面もあります。健康診断など定期的に医療機関等の力を借りて身体の状態を把握しておくことが大切かと思います。

我が家のダイエットブームはいつまで続くのでしょうか?
味覚の秋が迫っています。
さてさて、どうなる事やら!