赤しそジュースで歯のホワイトニング? 疲労回復のはずが、、危ない噂の事件簿、、、ふたたび
こんにちは🍀木更津市で歯のホワイトニングができる歯医者、陽光台ファミリー歯科クリニック🍀です。
いよいよ梅雨ですね。
自分の子供の頃の梅雨は本当にしとしと降っていたイメージがあります。
最近は降らないか、災害級か、なんて、極端に感じますが今年はどうなんでしょうね?
そう言えばもうひとつ、子供の頃梅雨時にいっぱい見た「かたつむり」も最近とんと見かけませんね!どこに行っちゃたのですかね?
この時期になると、青梅や赤しそがスーパーに出回りだしますね。
これを見つけると私はにわかに忙しくなります。普通は梅干し作りなのでしょうが、私にとっては赤しそジュース作りのシーズンです。少し前に山椒の実の取り入れについてお話しましたが、引き続き忙しい季節なのです。
作り方は簡単で、赤しその葉を茎から外して洗い、沸騰したお湯の中に入れます。しばらく煮出してから葉を取り出し、残った液にクエン酸と砂糖を入れます。
赤黒い液にクエン酸を入れると、ルビーの様なきれいな赤い色に変化します。クエン酸の代わりに米酢を入れても美味しいです。砂糖は控え目の方が夏らしいさっぱりとした味わいになります。
冷ましてスポーツドリンクの様にして頂きます。
赤しそには強い防腐・殺菌作用があり食中毒予防にも役立つとも言われています。また抗酸化作用もあり、β-カロテンの含有量が緑黄色野菜の中でも特に多いされています。ビタミンCや鉄分、カルシウムが豊富で、貧血予防、精神安定の効果もあるとされています。何とも頼もしい葉っぱなのです。
更に無敵のクエン酸入り。クエン酸は最近ドリンク類によく入っていますね!疲労回復とかむくみに良いと言うふれ込みで、、、。以前にお話したスポーツドリンクにはもちろんのこと。
クエン酸は、レモンや梅干しなどに含まれる酸っぱーいと感じる成分で、疲労物質である乳酸を分解してくれます。またカルシウムや鉄、亜鉛といったミネラルの吸収を助ける効果もあります。
アルカリ性の汚れやニオイを落とす効果もあるため、掃除剤にも利用されますよね。
クエン酸は汚れを中和して溶かし落とす効果がある為、それを利用して、歯の表面の着色汚れを落とし、ホワイトニングが出来るという本当か嘘かわからない噂すら出ています。
どっから出た?その発想?
確かに強い酸性であるクエン酸で歯をこすると、酸が歯の表面を溶かして、歯が白くなったようにみえる事もあります。
しかしこれは汚れだけではなく歯を守っているエナメル質まで溶かしてしまっている可能性があります。
クエン酸は非常に優れた効用があると同時に、長時間口腔内に留めると、歯の表面のエナメル質が溶けたり、柔らかくなったりする酸蝕歯(さんしょくし)になる可能性があるのです。
ですから美しい歯に見せるホワイトニング目的でクエン酸を使うのは感心しません。逆に不健康な歯にしてしまう危険と隣り合わせです。
ホワイトニングは歯を傷つけず安全に行える歯科医院で行うのが良いかと思います。
ま、歯科医院でやると白さが圧倒的に違いますけどね!!
一度体験されてはいかがですか?
あ、なるほど、これなのね!
ときっと思いますよ!
赤しそドリンクで梅雨を乗り切るぞ〜と静かに拳を握るおばさんであった!!