木更津で歯周病治療/日本歯周病学会にてポスター発表
木更津で歯周病治療をお考えの方へ|浜松の日本歯周病学会に参加してポスター発表してきました。
こんにちは!木更津唯一、マイクロスコープを使用した歯周病治療、最先端な非外科的な歯周病治療であるマイクロリトラクション法を行っている陽光台ファミリー歯科クリニック🍀の理事長 渡辺です。
先日、浜松のアクトシティ浜松で開催された第69回春季日本歯周病学会学術大会に参加し、ポスター発表をしてきました。ポスター発表のテーマはマイクロリトラクションと歯内歯周病変についてでした。

初の歯周病学会参加。今回の大会テーマは「歯周病を攻略する」。発表はもちろんですが日々の診療で行っている歯周病治療の考え方や、予防・再発防止の重要性について、あらためて学びを深める機会となりました。

今回の学会を通してあらためて強く実感したのは、歯周病治療とは「症状が出たところだけを処置する治療」ではなく、「原因を調べて減らし、再発しにくい状態をつくる治療」であるということです。
日本歯周病学会のガイドラインでも、原因や悪化させる因子を明らかにし、それらを除去しながら、長期的に安定した状態を維持していく重要性が示されています。
今回は、知っているようで知らない「歯周病の真実」と「当院の治療のこだわり」についてお話しします。
1. 歯周病は「歯ぐきだけ」の病気ではありません
歯周病は、歯ぐきだけでなく、歯を支える骨(歯槽骨)などの組織が少しずつ壊されていく病気です。進行すると歯がぐらつき、最悪の場合は抜歯に至ることもあります。

初期は自覚症状が乏しいため、以下のような「初期サイン」を放置しないことが重要です。
- ・歯ぐきから血が出る
- ・口臭が気になる
- ・歯ぐきが下がってきた(歯が長く見える)
歯周病の「原因」と「リスクを高める要因」
主な原因は、歯の表面や歯ぐきの境目にたまるプラーク(細菌のかたまり)です。プラークが長期間残ると炎症を引き起こし、やがて「歯石」となって、さらに汚れがたまりやすい悪循環を作ってしまいます。
さらに、日々の口腔清掃不良に加えて、喫煙・糖尿病・ストレス・かみ合わせといった多くの要因が重なることで、歯周病はより進行しやすくなります。
2. 歯周病治療のステップ:すべては「土台づくり」から
歯周病治療は、単に歯ぐきをきれいにするだけではなく、お口全体のバランスを整えて長く歯を守るための「総合的な治療」です。
ステップ①:歯周基本治療(すべての土台)
まずは、歯石除去やクリーニング、必要に応じた歯根面の清掃、ブラッシング指導などを徹底して行います。これは、歯ぐきの腫れや出血を改善し、歯周ポケットの環境を整えるための大切な“土台づくり”です。歯周病治療の成功は、この基本治療と毎日のセルフケアに大きく左右されます。
ステップ②:歯周外科治療(必要な場合)
基本治療だけでは改善が難しい深い歯周ポケットが残っている場合には、歯周外科治療を検討することがあります。
ステップ③:噛む機能の回復(お口全体の安定)
しっかりと噛めるようにするため、被せ物や補綴(ほてつ)治療なども含めて、お口全体のバランスを整えます。
3. 最も大切なのは治療後の「メインテナンス」
歯周病は非常に再発しやすい病気です。症状が落ち着いたあとも、定期的な管理が欠かせません。
学会のガイドラインでも、病状が安定したあとに行うSPT(サポーティブペリオドンタルセラピー)やメインテナンスの重要性が示されています。これは、再発リスクがある部位を継続的に管理し、悪化を防ぐための大切な期間です。
また、歯周病による慢性的な炎症は、糖尿病や心血管疾患、誤嚥性(ごえんせい)肺炎など「全身の健康」とも深く関わっていることが分かっています。歯ぐきの健康を守ることは、全身の健康管理そのものなのです。
陽光台ファミリー歯科クリニックのこだわり
原因を科学的に突き止める「MTM」に基づいた診療
当院では、予防歯科の考え方を大切にし、MTM(メディカル・トリートメント・モデル)に基づいた診療を行っています。むし歯や歯周病になった原因を科学的に把握したうえで、お一人おひとりに合ったケアや治療をご提案します。
歯周病治療においても、その場しのぎの処置ではなく、「なぜ悪くなったのか」「どうすれば再発を防げるのか」を重視し、患者様と二人三脚で治療を進めてまいります。
- お口の違和感、放置していませんか?
・歯ぐきから血が出る - ・口臭が気になる
- ・歯が浮く感じがする
- ・歯ぐきが下がってきた気がする
こうした症状は、歯周病のサインかもしれません。「痛みはないけれど、一度しっかり調べたい」という方も大歓迎です。
歯周病は、早期発見・早期治療、そして継続的なメインテナンスによって、大切な歯を守れる可能性がグッと高まります。気になる症状がある方は、どうぞお早めにご相談ください。
今回は初浜松でしたが、うなぎも餃子も美味しかったです。学会行く楽しみにご当地のグルメを食べることがありますが、皆さんも旅行でおいしものを食べるためにも健康な歯でいられるように大切な歯を守るために頑張っていきましょう。

学会で得た知見も日々の診療に活かしながら、患者さまのお口の健康を長く支えていきたいと考えています。
では、次回のブログもお楽しみに。
医師紹介

理事長 渡辺 泰平(歯学博士)
資格
PERF-JAPAN講師(根管治療)
MicroPex Hygienic Laboratory講師(歯周病治療)
Karl Kaps Germany 認定講師(マイクロスコープ)
日本・アジア口腔保健支援機構 第二種感染管理者検定講師
日本顎咬合学会 認定医
認定医日本健康医療学会 認定医
日本・アジア口腔保健支援機構 第一種感染管理者
健康医療コーディネーター
