マイクロスコープのセミナー講演(東京歯科産業主催)第3期2回目をしてきました。
こんにちは。木更津でマイクロスコープを使った精密治療を行っている陽光台ファミリー歯科クリニックの理事長 渡辺泰平です。
最近、様々な執筆依頼をいただいており、日々執筆に追われています。出版の詳細が決まりましたらぜひお知らせいたします。
さて、11月10日に東京歯科産業主催のセミナー「実践!マイクロスコープ~マイクロ治療の基礎から精密治療の導入~」の第二期2回目にて講演してきました。
当日はアクアラインマラソン大会があるのを忘れていて、アクアラインが通行止めの危機に‼
通行止めされてしまうと、東京湾沿い周回コースになってしまい、+45分💦
なんとか通行止め30分前にアクアラインを通過できたのでセーフでした。
朝からバタバタでしたが、無事に会場に到着できました。
今回のテーマはマイクロエンドのインスツルメントについてでしたが、内容が膨大すぎるため、隔壁やラバーダムについて約1時間お話しさせていただきました。
根管治療ではこれまでもラバーダムを使用していましたが、私の中でラバーダムブームが来ており、むし歯の処置や被せ物の印象、装着など、あらゆる場面でラバーダムを使用しています。
ラバーダム防湿の様子はこちらの動画をご覧ください。
ラバーダム防湿は1864年にニューヨークのBarnum先生が考案した方法で、150年以上の歴史があります。ラバーダム防湿には様々なメリットがあります。術野の明視と操作性の容易化、術式の合理化、嘔吐反射の抑制、開口の補助、患者さんの不安感の排除、治療時の疲労の緩和、歯肉の排除、感染防止など、患者さんの安全と治療の精度向上に寄与します。
ですので、私にとってはラバーダム防湿は必要不可欠な方法となっています。しかし、日本においては保険適用外のため、一般の歯科医院では5%程度しか使用されていないのが現状です。
最新の技術や機器、材料も大切ですが、基本中の基本であるラバーダム防湿が大切だと考えています。保険の根管治療を行わない私の立場からすると、ラバーダムを使用しない保険の根管治療は行わない方がいいと思っています。
今回の講演が参加された先生方や歯科衛生士さんたちの診療の一助になれば幸いです。次回のブログにもご期待ください!
来週はいよいよ東京デンタルショーです。東京歯科産業さんのブースで講演予定ですので、マイクロDHを目指す衛生士さんは必ずお立ち寄りください。
君津市近くの木更津市畑沢南の陽光台ファミリー歯科クリニック
最寄りはJR君津駅
院長 渡辺 泰平(歯学博士)
PERF-JAPAN講師(根管治療)
Karl Kaps Germany 認定講師(マイクロスコープ)
日本・アジア口腔保健支援機構 第二種感染管理者検定講師
日本顎咬合学会 認定医
日本アンチエイジング歯科学会 認定医
日本健康医療学会 認定医
日本・アジア口腔保健支援機構 第一種感染管理者
健康医療コーディネーター