【患者様からの声 Vol.4】〇〇先生に診てほしい、クリーニングも先生にしてほしい
木更津市の歯医者、陽光台ファミリー歯科クリニックです🍀
いつも当院に来院いただき、誠にありがとうございます。
患者様の疑問に真摯にお答えするQ&A集、第4回目です。

受付や診察室にて、患者様からこのようなご質問やご要望をいただくことがあります。
「次の治療も、〇〇先生に担当してもらえますか?」
「今日の担当の人は、どうやって決めているの?」
「お口のお掃除(クリーニング)も、できれば先生にやってほしいな」
「お気に入りの先生にずっと診てもらいたい」「自分のことをよく知っている先生を選びたい」というお気持ちは、非常に深く理解できます。大切なご自身のお体を預けるわけですから、信頼できる人に任せたいと思うのは当然のことです。
しかし当院では、担当するドクターおよびスタッフの決定は、患者様の「その日の処置内容」に応じて、医院側が責任を持って判断・決定しております。
なぜ患者様側でドクターを指定できないのか。そこには、単なるスケジュール調整だけではない、当院が医療機関として最も大切にしている「高度な専門性と安全を守るためのルール」があります。今回はその裏側を少し詳しくお話しさせてください。
1. ドクターごとに「専門とする得意な処置」が異なります
一般的なイメージとして「歯医者の資格を持っていれば、どんな治療も同じようにできる」と思われがちですが、実は現代の歯科医療は非常に細分化されています。ドクターによって、これまで大学病院や研修、学会などで深く専門的に学び、研鑽を積んできた「得意分野」はそれぞれ異なるのです。
・一般的な虫歯や歯周病の治療、入れ歯や被せ物が得意なドクター
・お子様特有の心のケアや成長に合わせた治療を行う「小児歯科」の経験が豊富なドクター
・噛み合わせや、見た目、機能性を追求する「自費診療」に長けたドクター
当院では、患者様の治療ステップに合わせて、「その処置を最も得意とする、一番打者にふさわしいドクター」を医院側で厳選して割り当てています。これにより、すべての治療において妥協のない、高いクオリティと安全性を担保することができるのです。

2. 歯科医師と歯科衛生士も、それぞれが「異なる分野のプロ」です
また、「お掃除も先生(歯科医師)にやってほしい」というお声についても同様の理由があります。
医療の世界において、手術をする医師と、その後のケアや看護を行う看護師の役割が異なるように、歯科医療でも法律によって明確な役割分担がなされています。
歯科医師(ドクター)は「治療」の専門家
歯を削る、神経の処置をする、歯を抜く、といった「治療・手術」を行うのが歯科医師の資格であり役割です。

歯科衛生士は「予防・お掃除」の専門家
歯石の除去(スケーリング)、歯垢(プラーク)の染め出し、歯周病の進行を防ぐための専門的なクリーニング(PMTC)、そして正しいブラッシング指導などを行う国家資格を持ったプロフェッショナルです。

毎日「お口の清掃と予防」を専門に突き詰め、手先の細かな感覚を鍛えている歯科衛生士は、クリーニングに関して細やかで、痛みの少ない丁寧な技術を持っています。ですから、お掃除の時間は予防のプロである歯科衛生士に安心してお任せいただきたいのです。
「一人の担当制」にすることで生まれるデメリット
もし、一人の患者様が「ずっと同じ先生がいいから」という理由だけでドクターを固定してしまうと、以下のようなデメリットが患者様自身に生じてしまいます。
医療の質が下がってしまうリスク:
そのドクターの専門外の処置(例えば、普段あまり行わない難症例の抜歯など)も一人で無理に行わなければならなくなり、医療の安全性が脅かされる可能性があります。
予約が全く取れなくなる:
特定のドクターにだけ予約が集中してしまうと、「次の予約は2ヶ月後」といった事態になり、治療が適切に進まなくなってしまいます。
処置内容に合わせて医院側が最適な人員を配置することは、患者様の安全を守り、かつスムーズに治療を進めるためにどうしても必要なルールなのです。
全員で診る「チーム医療」だからこそ、最高の成果が出せます
当院では、複数のドクターと歯科衛生士が、カルテや検査結果、レントゲン写真などのデータを完全に共有しています。
歯科衛生士がクリーニングや検査を行い、その中で「いつもと違う気になる部分」や「小さな異変」を見つけた場合は、必ず歯科医師に報告し、最終的な診断やチェックは歯科医師が責任を持って行っています。決して一人のスタッフの判断だけで治療が進むことはありません。
「複数のプロの目でダブルチェック、トリプルチェックを行うこと」

このチーム医療体制こそが、当院が誇る最も安全で質の高い診療スタイルです。患者様にいつでも安心して、最善の医療を受けていただくためのルールですので、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

