懇親会旅@宮島 あっかんべーとコミュニケーション力
みなさんは自分の希望した通りの歯科治療を受けられていますか?
こんにちは🍀木更津市の歯医者、陽光台ファミリー歯科クリニック🍀です。
ひょんな事から他県の歯科医師ご家族様と広島にシュワッチと飛ぶ事になりました。どうせ飛ぶならって事で宮島!!
私は広島へ行った事がなかったのでとっても楽しみでした。私はほとんどアルコールを体内に入れないので、運転手役に抜擢です。しかしこれがなかなかの突貫旅で、朝一番の東京駅発6:00ののぞみ号に乗るべく、3:30に起きて、化粧して、最寄り駅の始発に乗って、と、東京駅にたどり着くまでがまず一仕事。車内はひたすら寝る!

私は宮島=厳島神社というと海に浮かぶ赤い鳥居という事しか知りませんでした。ただ以前家に送られてきた、車のJAF Mate という会報の冬号で広島、山口の特集をしていたので情報収集し出発しました。そこには牡蠣の食べ放題がGWまでやっているとでていたので、牡蠣大好きな私としては計画に入れようと思ったのですが、メンバーに生牡蠣が食べれない方がいらっしゃったのでやめ。ちょっと残念ですが焼き牡蠣も充分に火が通らない可能性も考えて見送りました。次の機会にいただきましょう!あと穴子飯も美味しいとか、これは候補に入れておきましょう。広島お好み焼きもありました。食べたいですね。ひたすらグルメ計画ばかりです。
友人から広島に行くならば尾道も良いよというアドバイスをもらいました。坂の街や「しまなみ海道」の起点ともなる場所です。アニメや映画によく登場するこの地は私にとって憧れの場所でもあります。ここも行ってみたいのですが、今回はスーパー突貫旅なので、宮島1か所に絞り、倉敷に舞い戻ろうという計画です。なぜ倉敷起点かと言いますと、同行させて頂くご家族様が翌日倉敷を散策されるとの事なので、倉敷でレンタカーを借りて宮島行って倉敷に戻ると言う計画です。私は翌日岡山の義実家の墓参りに行って帰ろうかと考えました。
朝一番の新幹線で東京駅を出て、10時少し前に倉敷駅に到着。倉敷をレンタカーで出発してほぼ2時間半で宮島口に到着。到着する頃にはお昼をまわっていました。穴子飯など当初のデータリサーチが頭をよぎりましたが、空腹のあまりフェリー乗り場のビルで安易に牡蠣ラーメンを食べてしまいました。安易な割にこれはなかなか美味しく、ぷっくりとした牡蠣がどかんどかんと入っていて良かったです。

レンタカーは宮島口のフェリー乗り場に置いて行ったのですが、後々この判断は迷いどころでした。
宮島に渡るフェリーは何社かあるようで、自分の都合のよい方のフェリーに乗船(出航時刻が異なる)。Suicaでタッチで乗船出来ました。私は船で宮島に渡ればすぐに厳島神社だと長らく勘違いしていましたが、船が島に近づくにつれ顔面蒼白。ちょっと待って、フェリーが着く場所と赤い鳥居ってあんなに離れているの!歩けないかも、、。徒歩10分〜12分?もっと?15年前に腰をばっきりやっている身ではつらいな〜同行者さん達に遅れても申し訳ないし、えーい、こうなればタクシー!レンタカーごと島に渡らなかった事を後悔しました。が、タクシーが走りはじめて、やっぱりレンタカーを連れてこなかった事は正解と気づきました。島内の道がとにかく狭い。軽自動車でもポイントポイントでかわしながらやっと走るような有様。私の運転技術では難しかったでしょう。みんなで700円のタクシー代は安いと思いました。
厳島神社のご祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)と素盞鳴尊(すさのおのみこと)が高天原(たかまのはら)で剣玉の御誓(うけい)をされた時におでましになられた方だそうです。そして宮島のこの地に社殿を建てられたのは推古天皇御即位の年(593年)であると伝えられています。1400年の歴史を持つ世界遺産です。推古天皇、推古天皇、、、日本書紀で推古天皇の歌が出てきたな〜とか趣味で読んでいる万葉集、日本書紀等の記憶を思いっきり掘り起こす。高校生の時よりしっかり学んでるかも最近と思いながら、脳みそをフル活用しつつ長い社殿を歩きました。

本殿でお詣りをしていると、時は干潮に近づき地面がどんどん見えてきていました。みんな地面に降り立ち、少し前までは海の中だった所を歩いて赤い鳥居の所まで行きました。なんか不思議。人によっては満潮時と干潮時の両方を味わいたくて長い時間滞在する方もいるそうです。

残念ながら、このあたりで私はゲームオーバー。歩行不能。他の皆様はなんでもお願いごとを叶えてくださると言う「一願大師」さまに向かいました。一願大師さまは大聖院の大師堂ウラにいらっしゃるそうで、厳島神社を出て、山の方に進んでいかれました。皆様はどんな願いをされたのでしょうね?
歩行不能な私は厳島神社出口からすぐの伊都岐珈琲で休憩です。コーヒーやソフトクリーム、レモンソーダが美味しそうです。コーヒーの味を確かめたかったのですが、この日は日中かなり気温が上がったので、瀬戸内のレモンを使ったレモンソーダを頂きました。店の外は鹿さんがウロウロ。手に持つお菓子をベンチに数秒置いただけでも鹿さんに持ち去られた観光客の方がいました。今後来られる予定のみなさんも鹿さんには充分注意して下さいね!

同行ご家族様は一願神社からのんびり沿道で買い物しながらフェリー乗り場に戻るという事だったので、私は再びタクシーを呼んでフェリー乗り場に戻りました。とにかくレンタカーを20時迄に戻さなくてはなりません。渋滞を考えても17時半より前には出発しないと間に合いません。みんな〜!早く帰ってきておくれ〜(T_T)。17時半ほんの少し前にようやく全員集合。さあ、ここからが私のお仕事時間です。皆様を安全に倉敷にお届けしましょう!私、頑張った!20時10分前にレンタカー屋さんに到着!セーフです!皆様お疲れ様でした!
車の時間が比較的長かった為に同行ご家族様と色々なお話が出来ました。特に面白かったのは、1年ほど海外留学に行って帰国されたばかりの娘さんの体験談でした。日本にいた時から白黒はっきりと言えない性格で、留学当初は他人にNO.と言えなかったそうです。そうすると連日イジられるという不愉快な状態が続き、嫌そうな顔をしても相手には伝わらなかったそうです。ある日、ついに堪忍袋の緒が切れてしまった娘さんは、日本語で友達を怒鳴り回したそうです。そして自慢げに「最後にはあっかんべーって言ってやったんだ!」と。

あっかんべー、、ねー、、それ一番伝わらないかも。でもその日からイジられる事はなくなったそうです。また娘さんも英語の性質上、まずはYES.NO.をはっきりと言った上で詳細を説明するという表現をこころがけたそうです。
そう言えば、長期の海外留学していた私の娘も最初に覚えた英語は、悪い言葉だったと言っていたな〜。相手を怒鳴る言葉を最初に覚えたと、、、とほほ。
コミュニケーションというのは、国、言語、民族、育った環境、男女の差などによりニュアンスが異なってきます。それを正確に把握するのは家族であっても完璧にとはいきません。時として説明不足から行き違いがおきる事は珍しくありません。あ、そう言う事だったの?って後で誤解が解けるというシーンもあるでしょう。
でも医療の現場において、ニュアンスの違い、伝わっていないというのは許されるものではありません。生死に直結します。歯科医療の現場では確認は細部に渡ります。今回ご一緒させて頂いた歯科医師さんも伝える難しさよりも聞き取る難しさをおっしゃっていました。

説明することに一生懸命になると何も伝わっていないと。特に高齢者さんは聞いて貰いたいという気持ちが強く、そこをきちんと汲み取らないと結局いくら説明しても伝わっていないと難しさを吐露されていました。挙句の果てはこんなはずではなかったと言われてしまうとの事。
海外では細かな事まで治療契約書の様な形でかわされることが多いと聞きます。当院でも一部の自費診療においては確認書類はあります。しかし重要なのはそれ以前の段階のものです。シンプルに自分のお口の中がどんな状態であることを望むのかという事です。痛い時それを取り除くのは当然の事です。問題はその先です。どの様にありたいと考えているのかです。少し時間がかかっても自分の歯を残したいと考えているとか入れ歯や差し歯であってもサクッと治療は終わった方が良いと思うのか、時間とお金がかかっても自信が持てる歯でありたいと思うのか、費用はかけたくないと思うのか、100人いたら100人分の考え方があります。

症状によって出来る出来ないという状況も生まれます。自分の考えを伝える場合、奥ゆかしい日本人らしさはなくて良いですよね。英語で話すようにYES.NO.とはっきり意見をお聞かせ下さると助かります。私たちも全力でお伺いしたいと思います。また、その一方で患者さんにとってその微妙さを説明するのが難しい噛み合わせなどは、言葉で拾うよりも数値化して把握出来る技術がもっともっとすすむべきでしょう。患者さんと歯科医師、スタッフと互いに目指す所を正しく共有出来たならきっとご満足頂ける治療につながるのではないかと信じております。どうか皆様のお声をお聞かせ下さい。
春はそこまで来ています。皆様の旅の計画はどちらですか?
