トロピカルフルーツをおうちで収穫！ムーミンの夢が実現出来るかも！！
夏の長期化は口腔内にも影響が、、、
こんにちは🍀木更津市の歯医者、陽光台ファミリー歯科クリニック🍀です。
まだまだ暑い日が続きますね!
大学進学で地方都市から東京に出てきた頃、8月のお盆を過ぎると転がり落ちるように秋になる関東の気候が私は大好きでした。ところが今や9月に入っても酷暑、10月の運動会すらも熱中症の危険があると春に実施を変更する学校が多くなりました。これでは関東でも熱帯フルーツが育ちそうです。
古くなりますが、「楽しいムーミン一家」で飛行鬼の帽子から木が育ち美味しいフルーツができるお話を思い出してしまいました。家の中でフルーツをもいで食べることができるなんて大人でもワクワクしそうです。お話はYouTubeで検索すると見ることができますよ！
以前、神奈川県の江の島に行った時、バナナの木を見つけ、関東でもバナナが育つなら私も欲しいと本気で調べました。庭のバナナを取って食べるなんて考えただけでも幸せになります。頑張って調べをすすめるとそれは私の圧倒的な勘違いであると判明しました。私がバナナの木だと思っていたのは芭蕉だったのです。
芭蕉もバナナも、バショウ科バショウ属に分類される大型多年草です。高さは２～３ｍとなります。バナナは熱帯性のため本州の露地では育ちませんが、芭蕉は耐寒性もあるため、本州の露地でも育つことができるのです。私程度の知識では、葉を見ただけでは両者の区別がつきません。「ジャパニーズバナナ」と呼ばれる芭蕉ですが、原産は中国で、私が期待するような甘々の実ではなく 、種が多く苦みがあるため、食用には向いていないそうです。
葉がいかにもトロピカルなので、面白がって一度購入し庭に植えましたが枯れてしまいました。アニメ「ドラゴンボール」でも芭蕉の葉が出てきましたね。フライパン山の牛魔王を鎮めるために悟空が求めた道具でしたね！芭蕉扇です。（「西遊記」でも唐の羅刹女が持つ宝具として登場します。巨大な扇の形をしており、扇ぐと風が起きたり、火が消えたりする魔力を持つと言われているものです。）物語に使われるくらい実物も大きな葉っぱです。今の気候なら上手く育つかもしれませんね。
何となくスッキリしない私はその後、部屋の中でバナナとパイナップを育ててみました。（さすがに育てたバナナは種類が違うようで2メートルにはなりませんでした。パイナップルはスーパーで売っていたパイナップルの頭の部分から根を出させ育てたものです。実るまで2年くらいかかりました。観葉植物的に楽しむ事も出来ますよ！）この2つは部屋の中なら育ち、最終的には小さな実ではありましたが収穫出来ました。出来たバナナの実はいつまでたっても緑色で、切り取って追熟しないと黄色くならないとこの時はじめて知りました。
最近は、トロピカルフルーツの1種である「アボガド」を育てています。森のバターと呼ばれるほど栄養価の高い果実です。
以前料理研究家の平野レミさんの家の玄関先にアボガドの木があるという記事を読んで、うちでも育つかもと思ったのです。食べたアボガドの種を発芽させ植木鉢に植えました。もう何年たつのでしょうか？木は2階に届きそうですが、いまだに実はむすんでいません。私の夢が叶う日は来るのでしょうか？
ダイエッターである子供達はアボガドが大好きです。「カロリー高いよ」と忠告するのですが、良質な脂質や豊富な食物繊維、ビタミン・ミネラルを含んでいるそうで、適量ならダイエットの味方になる言っています。アボガドでつくるディップは私も大好きです。
最近の気候変動は生育植物の分布も変えてしまいますが、海の生き物の分布も変えてしまっています。温暖な海域を好み、三重県、千葉県、和歌山県、静岡県、徳島県などが主な産地である伊勢海老なども今や東北に近いところでも多く獲れると聞きます。釣り好きの当院の歯科医師の2人なら魚種の変化はひしひしと感じているでしょうね！
真夏の気候が長く続くと私達人間も疲弊してしまいます。いくら暑さに順応すると言っても限度があり、さっぱりした食事を好み、たとえ食べていたとしても必要な栄養を満たしていない場合があります。夏が長いという事は栄養が充分摂れない可能性があるのです。カロリーじゃないですよ！バランスの良い食事という意味です。
夏場の食事はどうしても冷たいもの、さっぱりしたものに偏りがちです。そうめんなど咀嚼回数の少ない柔らかいものが好まれます。
たとえ濃厚な味付けに感じなくても麺つゆなどは、塩分を摂りすぎる危険性もあります。これらは夏バテで弱った内臓にさらにダメージを与えてしまいます。
弱った内臓、汗をかくことによる慢性的な脱水、唾液の減少は免疫力低下を招き、口内炎や歯周病になるリスクも高めてしまいます。
また冷たい飲み物やアイスクリーム、かき氷といった糖分の多い食品の摂りすぎは虫歯のリスクも高めてしまいます。
人は植物の様に簡単に気候に順応できませんが乗り越える知恵は持っています。噛み応えのある夏野菜を料理に使ったり、ビタミンを摂取しやすい野菜を選ぶのも良いですね！もちろんビタミンE、ビタミンB群（B1、B2、B6など）を含むアボガドもおすすめです！
秋が来るまでもう少しです。
頑張りましょうね！！