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セルフケアグッズ

着色汚れは歯磨きで落ちる?歯医者が教える正しい対処法

木更津市で歯の着色汚れでお悩みの方は陽光台ファミリー歯科クリニックへご相談ください🍀

歯の着色汚れとは、歯の表面や内部に沈着した色素のことを指します。日常的に口にするコーヒー・紅茶・赤ワイン・カレーなどの食品や、タバコのヤニが主な原因です。これらの色素は「ステイン」と呼ばれ、時間が経つにつれて歯に定着し、黄ばみや黒ずみとして現れます。

着色汚れには、以下の2種類があります。

外因性の着色汚れ:飲食物やタバコなど、外からの影響で歯の表面に付着したもの。歯磨きやクリーニングで比較的落としやすい。

内因性の着色汚れ:神経の治療後・薬剤の影響・加齢などで、歯の内部から変色しているもの。通常の歯磨きでは落とせません。

まずは、自分の着色汚れがどちらのタイプなのかを知ることが、適切なケアの第一歩です。

 

歯磨きで落とせる着色、落とせない着色の違いとは?

「着色汚れって、歯磨きすれば落ちるんじゃないの?」と考える方は多いかもしれません。実際には、歯磨きで落とせる汚れと、落とせない汚れがあります。

ポイントは、着色がどこに、どれくらい沈着しているかです。

■ 歯磨きで落とせる汚れ
表面についた軽度のステイン(コーヒー・紅茶・タバコなど)

毎日のケアでつき始めたばかりの汚れ

→ 研磨剤入りの歯磨き粉や、丁寧なブラッシングである程度落とすことができます。

歯磨き

■ 歯磨きで落とせない汚れ
時間が経ってこびりついた頑固なステイン

内因性の変色(神経の死んだ歯、薬剤の副作用など)

歯の細かい凹凸や歯石の裏側についた汚れ

→ 通常の歯磨きでは落とすのが難しく、歯科医院での専門的なクリーニングが必要になります。

歯科医院でのクリーニング

「がんばって磨いているのに全然白くならない…」という場合、それは歯磨きの限界を超えているサインかもしれません。

 

着色汚れを落とすコツ!歯磨きの工夫とおすすめケアグッズ

軽度の着色汚れなら、毎日の歯磨きの中である程度落とすことができます。ですが、ただ磨けばいいわけではありません。正しい方法と道具選びが大切です。

■ 歯磨きのコツ
力を入れすぎない:強く磨くと歯の表面を傷つけ、かえって着色しやすくなります。

時間をかけて丁寧に:1本ずつを意識し、2~3分かけて磨くのが理想です。

歯ブラシは月に1回交換:毛先が開いたブラシは、汚れが落ちにくくなります。

毛先が開いた歯ブラシ

■ 市販のケアグッズ
ステイン除去用歯磨き粉(ポリリン酸ナトリウムやピロリン酸など配合)

ホワイトニング効果のある歯磨き粉(過酸化水素フリーで日常使い向き)

着色汚れ対策のマウスウォッシュ(研磨ではなく浮かせて落とすタイプ)

マウスウォッシュ

ただし、市販のケア用品でも使いすぎや磨きすぎには注意が必要です。特に「研磨剤」が多く含まれた製品は、エナメル質を削ってしまうリスクがあります。歯を傷つけない範囲で、正しく使いましょう。

 

歯科医院でできる!クリーニングとホワイトニングの違いとは?

「自分では落としきれない着色汚れ…どうしたらいいの?」
そんなときは、歯科医院でのプロのケアがおすすめです。ここで混同されやすいのが「クリーニング」と「ホワイトニング」。実は目的も効果も異なります。

■ クリーニング(PMTC)
専用器具と研磨剤で歯の表面のステインや歯石を除去

歯本来の色を取り戻すケア

着色予防や虫歯・歯周病予防にも効果的

→ 表面についた着色汚れには、まずこのクリーニングが効果的です。パウダー粒子を水や空気とともに歯面に吹き付けることで、歯の表面に付着した汚れや着色を落とすパウダークリーニングについてはこちらをご覧ください。

歯医者でのメンテナンス

■ ホワイトニング
歯の内側まで薬剤を浸透させて本来の歯の色そのものを明るくする処置

通常は自費診療(オフィスホワイトニング・ホームホワイトニングなど)

内因性の変色や加齢による黄ばみに有効

→ 歯の色そのものを明るくしたい方に向いています。ホワイトニングについて詳しくはこちらをご覧ください。

オフィスホワイトニング

「まずは歯の表面の汚れを落としたい」「市販のケアでは限界を感じる」という方は、まずクリーニングから始めるのが基本です。その上で、より白さを求める場合にホワイトニングを併用すると、自然で健康的な白さが得られます。

 

もう着色させない!日常生活でできる予防法5選

せっかくきれいにした歯も、生活習慣によってすぐにまた着色してしまうことがあります。
着色汚れは「落とす」よりも「つけない」ことが大切です。以下のポイントを意識するだけでも、予防効果がぐんと高まります。

■ 着色を防ぐ生活習慣
飲食後は水で口をゆすぐ
→ 色素が歯に定着する前に洗い流しましょう。

ストローを使って飲む(コーヒー・紅茶など)
→ 歯への色素の接触を最小限にできます。

禁煙・減煙を心がける
→ タバコのヤニは着色汚れの最大要因のひとつです。

定期的に歯科医院でクリーニングを受ける
→ 表面のステインや歯石をこまめに除去できます。

ステインをつきにくくする歯磨き粉を使う
→ コーティング効果のある製品を選ぶと予防に効果的です。

また、強く磨く=汚れが落ちるという誤解は禁物。歯の表面が傷つくと、逆に着色がつきやすくなります。優しく・丁寧に・継続的にケアしていくことが、白い歯を保つ近道です。

 

着色汚れは歯磨きで落とせる?正しい知識とケアで白い歯をキープしよう

歯の着色汚れは、コーヒーや紅茶、タバコなど、私たちの身近な習慣が原因で起こります。

軽度の着色であれば、毎日の歯磨きや市販のケアグッズである程度落とすことが可能です。ただし、すでに沈着してしまった汚れや、歯の内側からの変色は、歯磨きだけでは落とせません。その場合は、歯科医院でのクリーニングやホワイトニングが効果的です。

白くて清潔感のある歯は、見た目の印象だけでなく、自信にもつながります。「なんだか歯が黄ばんで見える…」と感じたら、まずは自分の生活習慣とケア方法を見直してみましょう。そして、必要に応じてプロの力を借りることも、健康で美しい口元を保つための大切な一歩です。

ホワイトニング

歯の着色にお悩みの方は木更津市にある当院へご相談ください。初めての方はLINEまたはお電話(0438-38-4854)からご予約ができます!