熱中症だけじゃない!夏に多発する“歯の異変”にご注意を
木更津市の歯医者、陽光台ファミリー歯科クリニックです🍀
今日から7月、夏本番です☀️
7月は、気温の上昇や生活スタイルの変化により、歯のトラブルが多くなる時期です。実際、歯科医院には「冷たいものがしみる」「歯がズキズキ痛む」といった急患が増えます。特に子どもや学生は夏休みに入ることで、生活リズムの乱れや間食の増加、歯みがきの習慣の乱れが起きやすくなります。これらが原因となって、お口の健康を知らず知らずのうちに悪化させてしまうのです。
冷たいアイスや飲み物がしみる…その原因は知覚過敏かも?
夏といえば、アイスクリームや冷たいジュースが欠かせません。
しかし、こうした冷たいものを頻繁に摂取することで「知覚過敏」の症状が出やすくなります。知覚過敏とは、歯の表面のエナメル質が薄くなったり、歯ぐきが下がったりして、象牙質が露出することで、冷たい刺激に敏感になる状態です。
特に暑い日が続く7月は、氷入りの飲料を頻繁に口にすることが多く、症状が悪化しやすい時期です。痛みを感じたときは、無理せず歯科医院で相談することが大切です。放置すると、むし歯や歯周病との区別がつきにくくなるケースもあります。
夏の脱水が原因?口の中が乾くとトラブルのもとに!
7月の暑さで汗を多くかくと、体だけでなくお口の中も「脱水」状態になります。
水分が不足すると唾液の分泌量が減り、口腔内が乾燥しやすくなります。唾液には、細菌の増殖を抑えたり、口内を清潔に保ったりする重要な役割がありますが、分泌が減るとこれらの機能が低下してしまうのです。
口腔乾燥が進むと、虫歯や歯周病、口臭などのリスクが高まります。また、口の中がネバネバしたり、話しづらさや食べにくさを感じることもあります。こまめな水分補給は、体の健康だけでなく、お口の健康にも欠かせません。
夏休み中は要注意!生活リズムの乱れが歯の健康に影響
7月下旬から始まる夏休みは、子どもたちにとって楽しい時間ですが、同時に生活リズムが乱れやすい時期でもあります。
夜更かしや朝寝坊、間食の増加などによって、歯みがきのタイミングが不規則になったり、回数が減ったりする傾向があります。
特に寝る前の歯みがきを忘れてしまうと、就寝中は唾液の分泌が減るため、虫歯や歯肉炎が進行しやすくなります。また、保護者の目が届きにくい時間が増えることで、セルフケアの質も低下しがちです。夏休み中こそ、家族で歯みがき習慣を見直す良い機会です。
成長期は変化の時期!夏に目立つ歯並びや虫歯の変化に注意
成長期の子どもは、顎の骨や歯の位置が日々変化しており、7月のような長期休み中に急に「歯が動いた」「すき間ができた」といった歯並びの変化が見られることがあります。これは正常な成長の一環であることも多いですが、放置するとかみ合わせに影響する場合もあります。
また、永久歯への生え変わり時期は歯みがきが難しく、歯の溝に汚れが残りやすいため、虫歯ができやすくなります。学校の歯科検診から時間が空いている時期でもあるため、夏のタイミングで改めて歯科医院を受診し、チェックを受けることが大切です。
7月は歯のトラブルが急増!夏の習慣と口の健康に要注意
7月は、暑さや生活習慣の変化によって歯のトラブルが増える時期です。冷たい飲食物の影響による知覚過敏、脱水による口腔乾燥、生活リズムの乱れからくる歯みがき不足、そして成長期に見られる歯並びや虫歯の変化など、夏特有のリスクがたくさんあります。
こうした症状を放置すると悪化の原因になりかねません。大切なのは、夏だからこそ「お口の健康」に意識を向けること。こまめな水分補給、規則正しい生活、丁寧な歯みがき、そして歯科医院での定期的なチェックが、トラブルを未然に防ぐカギとなります。
夏を元気に過ごすために、今こそお口のケアを見直してみましょう!
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