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梅雨になると歯が痛む?この時期に増えるお口のトラブルと予防法

木更津市の歯医者、陽光台ファミリー歯科クリニックのマイクロスコープデンタルアシスタントです!

梅雨に入ると「なんとなく体がだるい」「頭が重い」「気分が落ち込む」といった不調を感じる方が増えます。これは、気圧や湿度の変化により自律神経が乱れやすくなるためです。

ダルい

実はこの自律神経の乱れ、私たちの「お口の健康」にも大きな影響を与えることをご存じですか?

自律神経は唾液の分泌や血流の調整に関与しており、バランスが崩れると唾液の量が減少し、口の中が乾燥しやすくなります。唾液が減ることで口内の細菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

さらに、梅雨時は免疫力も落ちやすく、小さな炎症が悪化したり、ストレスによる「食いしばり」や「TCH(上下の歯の接触癖)」が強くなったりするケースも。
このように、梅雨時の体調変化は、お口の健康にも密接に関係しているのです。

 

梅雨時期に多いお口のトラブル5選

梅雨の時期は体調だけでなく、お口の中にもトラブルが増える傾向があります。歯科医院でも、この季節特有の症状で来院される方が少なくありません。ここでは、梅雨時期に特に多く見られるお口のトラブルを5つご紹介します。

歯がうずく・痛む
気圧の変化により歯の神経が過敏になり、虫歯が進行していなくても「なんとなく痛い」「うずく」と感じることがあります。過去に治療した歯が痛むこともあります。

歯ぐきの腫れ・出血
湿度が高く、免疫力が低下しやすい時期は歯ぐきに炎症が起きやすくなります。ブラッシング時の出血や腫れは歯周病のサインかもしれません。

口内炎
ストレスや疲れ、栄養バランスの乱れが原因で、口内炎ができやすくなります。梅雨はビタミンB群が不足しがちになる時期でもあります。

口臭の悪化
唾液の分泌量が減ることで、細菌の活動が活発になり、口臭が気になる方が増えます。特に朝起きた時の口の不快感が強くなることも。

顎のだるさ・違和感(TCH・食いしばり)
気圧やストレスが影響して、日中の無意識な歯の接触(TCH)や、夜間の食いしばりが増加する傾向があります。これにより顎関節や筋肉に違和感や疲労感を覚えることも。

これらの症状は放っておくと悪化する可能性があります。違和感を覚えたら早めに対策を取ることが大切です。

 

その原因は?梅雨特有のリスク要因

梅雨の時期にお口のトラブルが増えるのには、いくつかの「この季節特有のリスク要因」が関係しています。日常生活の中で気づきにくいこれらの要因を知っておくことで、早めの対策がしやすくなります。

気圧・気温・湿度の変化
梅雨は天候が不安定で、気圧の変動や高湿度、気温差が激しくなります。これにより自律神経が乱れ、唾液の分泌が減ったり、血流が滞ったりすることで、口腔内の環境が悪化しやすくなります。

ストレスや睡眠不足
雨が続くことで外出が減り、運動不足や気分の落ち込みが起こりやすくなります。その結果、睡眠の質が低下し、慢性的なストレスにつながります。これらは免疫力の低下や口内炎・食いしばりの原因にもなります。

免疫力の低下と細菌バランスの乱れ
免疫力が下がると、普段は抑えられている口内の細菌が活性化し、歯周病や口臭、炎症のリスクが高まります。唾液の自浄作用が弱まることで、細菌バランスが崩れやすくなるのも一因です。

こうしたリスク要因が重なることで、梅雨の時期は口腔トラブルが起きやすくなるのです。大切なのは、自分の体調や生活習慣を客観的に見直すことです。

雨

 

梅雨でも快適に過ごすための口腔ケア対策

梅雨の時期こそ、日々のセルフケアを丁寧に行うことが、お口の健康を守るポイントになります。湿気やストレスでトラブルが起きやすいこの季節におすすめの、実践しやすいケア方法をご紹介します。

正しいブラッシングと口腔ケアの継続
歯磨きは1日2〜3回を目安に、やさしく丁寧に。歯ぐきの腫れや出血がある場合も、やめずにケアを続けることが大切です。歯間ブラシやフロスも活用し、細かい部分の清掃も心がけましょう。

こまめなうがいと水分補給
唾液の分泌を促すために、こまめな水分補給が効果的です。また、外出先でもうがいをする習慣をつけると、口腔内の細菌繁殖を抑えることができます。

バランスの良い食事とビタミン補給
ビタミンB群やCなど、粘膜の健康を保つ栄養素を意識的に摂りましょう。肉・魚・野菜・果物などをバランスよく取り入れることが、免疫力の維持にもつながります。

リラックス時間と十分な睡眠
自律神経のバランスを整えるには、規則正しい生活と十分な睡眠が不可欠です。音楽やストレッチなど、自分に合ったリラックス法を見つけて、心と体のケアも忘れずに。

歯科医院での定期検診
自覚症状がなくても、プロの目でチェックしてもらうことで早期発見・早期治療につながります。特に梅雨のような不調が出やすい時期は、定期的な受診が安心材料になります。

毎日の小さな心がけが、大きなトラブルの予防につながります。じめじめした季節こそ、快適に過ごすための「お口のリズム」を整えていきましょう。

 

早めの対策で快適に!歯科医院からのアドバイス

梅雨の時期は、体調と同じようにお口の中にも不調が現れやすくなります。放っておけば自然に治ると思われがちな口内トラブルですが、実は放置することで悪化し、治療が長引くケースも多く見られます。

たとえば、「歯がうずく」「歯ぐきがむずがゆい」「口臭が気になる」といった小さなサインも、体のSOSかもしれません。これらを見逃さず、違和感を感じたら早めに歯科を受診することが、快適に梅雨を乗り切るコツです。

歯科医院では、虫歯や歯周病のチェックに加え、TCH(上下の歯の接触癖)や噛みしめ癖の診断、必要に応じたマウスピースの処方なども行います。専門的な視点でのアドバイスを受けることで、自分では気づけなかった原因が見つかることもあります。

また、梅雨の時期にあらかじめ定期検診の予定を入れておくことで、ちょっとした不調にも早く気づけるようになります。大切なのは、「気になったとき」ではなく、「気になる前」の受診です。

気圧や湿度はコントロールできませんが、お口のケアは自分でコントロールできます。梅雨の季節を健やかに過ごすために、今できるケアと定期的なチェックを心がけましょう。

歯医者でのメンテナンス

 

梅雨になると歯が痛む?この時期に増えるお口のトラブルと予防法

梅雨の時期は気圧や湿度の変化によって体調を崩しやすく、それが口腔内のトラブルにもつながることがあります。歯のうずきや歯ぐきの腫れ、口内炎、口臭、顎のだるさなど、実はこの季節特有の変化が原因で起こっていることが多いのです。

自律神経の乱れ、免疫力の低下、唾液分泌の減少など、梅雨ならではのリスク要因を理解し、日々の生活の中で意識的にケアを行うことが大切です。こまめなブラッシングやうがい、栄養バランスの取れた食事、十分な睡眠とリラックス時間を取り入れることで、お口の健康をしっかり守ることができます。

また、「ちょっと気になる」「最近違和感がある」と感じたら、我慢せずに歯科医院を受診することが重要です。早めの対処が、トラブルの悪化を防ぎ、梅雨を快適に過ごす第一歩になります。

じめじめとした梅雨でも、お口の中はスッキリ快適に!この時期こそ、丁寧なセルフケアと定期的なプロのチェックで、健やかな毎日を手に入れましょう。

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