【富津市-根管治療症例】以前治療した時の器具が根っこの中に残っていることがあります
こんにちは🍀マイクロスコープを使った精密根管治療を行なっている歯医者、陽光台ファミリー歯科クリニックです🦷
九州の梅雨入りが発表されました🐸このブログを書いている外でも雨がガラスに当たる音がしています。雨の日のガラス越しの紫陽花が素敵だったので思わず写真を撮ってしまいました。
関東にももうすぐ梅雨がやってきますね☔️雨は外も暗くジメジメするので気分も落ち込みがちですが、休みの日には自分の好きなことをしてリフレッシュしたいです✨最近は朝にアイスラテ☕️を飲むのにハマっているので、次の休みはラテを片手に読書をしようと考えています。
さて今回のブログも前回に引き続き、当院で行なった破折ファイル除去の症例をご紹介します!富津市の歯科医院よりご紹介をいただいた患者さんです。
ご来院のきっかけ
左下の奥歯に痛みを感じ、富津市にあるかかりつけの歯医者にてレントゲンを撮影したところ、過去に根管治療を行なった歯の根っこの中に、針金のような治療器具(ファイル)が折れて残っていることがわかったそうです。破折ファイルを取り除くにはマイクロスコープが必須のため、当院での治療を提案してくださいました。自分の歯を残したいという想いから富津市より来院されました。
治療前
赤い矢印部分が根管内に残っている破折ファイルです。
治療中
マイクロスコープを使った治療中の様子です。黄色の矢印の先に光っているのがおわかりいただけるでしょうか?これが破折ファイルです。
破折ファイルを除去するためには周りの歯質を削る必要がありますが、多く削りすぎないよう超音波器具でファイルに振動を与えながら慎重に進めていきます。
治療後
治療後のレントゲンでは残留していたファイルはなくなっています。除去したファイルの長さは約3mmです。肉眼ではとても見えません。
【治療内容】
破折ファイル除去
【治療回数】
1回
【治療費】
10万円(税別)
※患者さんの状況によって異なります
【治療内容によるリスクなど】
・破折ファイル除去を行う際に歯の削合を行ったため歯が薄くなり、治療後の経過観察中に割れることがある
・除去できなかった場合は外科的歯内療法や抜歯の可能性がある
患者さんへ破折ファイルが無事除去できたことをご報告し、根管治療はご紹介いただいた歯科医院にて行なっていただきました。
富津市から来院いただいた患者さんはご自身の歯を残せることに大変喜ばれており、安心されたご様子でした。
根管治療では細い針金のような治療器具を使います。感覚や経験に頼って肉眼で行う従来の根管治療では治療器具が折れてしまっても折れたことに気づかず、根管内に残っていることがあります。ご自身の歯を残したいとお考えの方は、マイクロスコープやラバーダムを使用した根管治療を行なっている歯科医院をご選択されることを強くおすすめします。
当院で行なっている根管治療についてはこちらをご覧ください。
また、当院では歯内療法治療(歯髄温存療法・根管治療・外科的歯内療法)が必要な患者様のご紹介を随時お受けしております。ご紹介方法等詳しくはこちらをご覧ください。