歯並びと8020達成率の関係
こんにちは^^
君津市近くで子供の歯並び矯正を行なっている歯医者、陽光台ファミリー歯科クリニックです🍀
6月に入り、クリニックの中も模様替えをしました。また、外の紫陽花も咲き始め、クリニックの雰囲気がガラリと変わりました。紫陽花はクリニックの駐車場側からは見えないのですが、歯科衛生士の診療チェアが並んでいる場所の下に小さな窓があってそこから見えます。来院された際はぜひご覧ください🤗
先週のブログで、歯並びの種類についてご説明しました。今回は、歯並びと8020達成率の関係についてお話していきます。
みなさん8020運動はご存知ですか?『80歳になっても自分の歯を20本以上保とう』という運動です。歯が20本以上あれば、硬いものでも食べることができると言われており、何歳になってもご自身の歯でお食事を楽しんでもらいたいという想いがあります。
いくつであろうともご自身の歯で不自由なくお食事を召し上がれるということは、豊かな人生を送る上で、大切な要素のひとつです。しかし、歯並びが悪いことによって歯を失ってしまい、80歳で20本以上の歯を残せる確率が減ってしまうのです。
全体の8020達成率 51.2%(2017年 厚生労働省 歯科疾患実態調査)
ガタガタ(叢生)
上の歯が叢生 0%
下の歯が叢生 28.8%
出っ歯(上顎前突)
15.4%
受け口(反対咬合)
0%
上の前歯が下の前歯を覆い被さる(過蓋咬合)
13.5%
上下の前歯が当たらない(開咬)
0%
すきっ歯(空隙歯列)
5%
金子幸生ら (2007). 8020達成者の歯にみられたcervical lesion について 歯科学報, 107(3), 303-314
平均で2人に1人が8020を達成しているのに対して、歯並びが悪いと上記のように8020を達成できる確率が大幅に減ってしまいます。歯並びが悪いことで歯磨きがしにくく虫歯や歯周病が進んでしまったり、噛む時の負担が一箇所に集中してしまうことなどが原因です。矯正治療で歯並びを治すことは、見た目だけでなく機能的な面でもメリットはたくさんあります。
「矯正は若い人がやるものだから…」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、矯正は何歳からでも始められます。当院では、お子さんがいる世代の方も多く矯正をしていらっしゃいます。
子供の場合は、将来歯並びが悪くならないように予防する矯正ができます。乳歯の時期に始める矯正では、歯並びだけでなくお口の機能を整えるので全身の健康にも繋がるのがメリットです。
当院では、子供から大人まで矯正治療を行なっております。歯並びが気になる方は一度ご相談ください!