お酒とタバコは歯周病菌も大好き!?
こんにちは😊木更津市畑沢南にある歯医者、陽光台ファミリー歯科クリニックです。
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今日からまた頻繁にブログを投稿していく予定です^^今年も皆様に有益な情報をお届けできるよう頑張りますのでご覧いただけると幸いです。
さて、みなさん年末年始はゆっくり過ごせたでしょうか?
ご家族やご友人とお酒を飲みましたか?年末年始は忘年会や新年会でお酒を飲む機会が増える時期です。
実は、お酒の量が増えるこの時期は、歯周病が悪化しやすい時期でもあります。お酒やタバコと歯周病は深く関係していて、アルコールは肝臓で強い毒性を持つアセトアルデヒドという物質に代謝されます。このアセトアルデヒドは、歯ぐきを弱くし、歯と歯茎の間の溝(歯周ポケット)から出血をさせ、血液に含まれる鉄を栄養源とする歯周病菌が活発に活動し増殖してしまいます。
また、タバコに含まれる化学物質は、歯周病の原因で細菌のかたまりであるバイオフィルムを硬くするため、歯ブラシをしてもバイオフィルムが除去しにくくなります。そしてバイオフィルムが付着したままだと歯周病が進行してしまうのです。
タバコのバイオフィルムへの影響
(Goldstein-Daruech N, Cope EK, Zhao KQ, Vukovic K, Kofonow JM, Doghramji L, González B, Chiu AG, Kennedy DW, Palmer JN, Leid JG, Kreindler JL, Cohen NA. Tobacco smoke mediated induction of sinonasal microbial biofilms. PLoS One. 2011 Jan 6;6(1):e15700. doi: 10.1371)
お酒とタバコは歯周病を悪化させます。定期的に歯医者に通院し、定期検診やクリーニングをして歯周病にならない、進行させないように気をつけましょう。
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