歯医者でのクリーニングは必要なの?
木更津市・袖ケ浦市の歯医者、陽光台ファミリー歯科クリニックです🍁
本日のブログは、歯医者で行うクリーニングについてお伝えします。
みなさん、定期的に歯医者でクリーニングをしていますか?「歯医者でのクリーニングってどうせ歯磨きでしょ?」「自分できちんと歯磨きできてるから必要ない」と思われている方いらっしゃいませんか?実は、歯医者での定期的なクリーニングやメンテナンスは、将来のご自身の歯を守ることに直結します。
日本人が歯を失う原因として一番多いのが「歯周病」、その次が「虫歯」です。その割合は合わせて約74%にもなります。
歯を失ってしまった人のほとんどが歯周病や虫歯が原因ということがわかりますが、歯周病や虫歯は予防ができます。
歯周病や虫歯の原因は磨き残しです。歯科医師や歯科衛生士でも自分の口の中を100%綺麗にすることはできないように、自分ではきちんと磨けていると思っていても汚れが残ってしまっていてそれが原因となって歯周病や虫歯になってしまうのです。そのため、ご自身で行う毎日の歯磨きに加え、歯医者で行うクリーニング「プロケア(プロフェッショナルケア)」が重要になります。
磨き残しが長い間放置されると、唾液に含まれるミネラルにより石のように硬くなりますが、これが歯石です。歯石は歯ブラシでは落とせないので、歯医者での処置が必要となります。歯石を放置するとそこへさらに汚れが付着しまた歯石ができるといった悪循環を招いてしまいます…
また、下のグラフは、治療だけを受けた人(=症状があるときだけ歯医者に行く人)と定期的にメンテナンスをしている人の残存している歯の数を年代別に表したものです。
50代頃から差が出始め、80代では8.9本もの大きな差が出ることがわかります。定期的に歯医者に通うことで、クリーニングはもちろん虫歯があっても早期発見・早期治療ができ、年齢を重ねても健康な歯で過ごすことが可能になります。
歯医者でのクリーニングでは、歯と歯の間の汚れや歯の表面の汚れ、歯石の除去を行います。さらに患者さんのお口の状態に合った歯磨きの仕方やセルフケアグッズのご提案をし、歯周病や虫歯の予防をしています。
治療が終わった途端、クリーニングのためには来院されない患者さんもいらっしゃいますが、治療が終わってからのメンテナンスが重要です。歯は何度も治療できるものではありません。治療は今回を最後に、これからは歯周病・虫歯にならないために定期的に歯医者に通院し、クリーニングをしましょう。
今まで歯科治療の経験がない方も、今の状態を長い間キープするために定期的にクリーニングすることをおすすめします。
歯医者での定期的なクリーニングの重要性についてご理解いただけたでしょうか?予防歯科について詳しくはこちらをご覧ください。
毎日の歯磨きについて何か困っていること、お悩みがあればお気軽にご相談ください^^