虫歯の診断、レントゲンは必須?歯科医が解説するレントゲン撮影の必要性と他の診断方法
皆さん、こんにちは!木更津の陽光台ファミリー歯科クリニック 理事長の渡辺です。
4月になり桜🌸が咲き始めたと思ったら結構な花冷えで、気分は真冬🥶に逆戻りですね。
元気にお過ごしでしょうか。

さて今回のブログのテーマは虫歯の診断についてです。
「虫歯があるのに、レントゲンを撮らないのはおかしいのでは?」
患者さんからそのような質問を受けることがあります。
また、なんでもかんでも売り上げのためにむやみやたらにレントゲン撮影をする歯科医も実際います(# ゚Д゚)
確かに、 レントゲン撮影は虫歯の診断において有効な手段の一つですが、 必ずしも必須というわけではありません。

このブログでは、歯科医の立場から、 虫歯の診断におけるレントゲン撮影の必要性と、 その他の診断方法について解説します。
1. 虫歯の診断におけるレントゲン撮影の役割
レントゲン撮影は、肉眼では確認できない歯の内部や歯と歯の間、 歯根の状態などを把握するために行います。具体的には、 以下の情報を得ることができます。
①虫歯の進行度合い: 歯の内部まで進行している虫歯や、歯と歯の間にできた虫歯は、 レントゲンで確認できます。
- ②歯根の状態: 歯根の先に膿が溜まっていないか、
歯根の形に異常がないかなどを確認できます。 - ③骨の状態: 歯を支える骨の状態を確認できます。(歯周病の状態)
- ④被せ物の適合具合
2. レントゲン撮影以外の診断方法
レントゲン撮影以外にも、虫歯の診断には様々な方法があります。
①視診: 歯科医が直接目もしくはマイクロスコープなどで歯の状態を確認します。歯の表面の変色や穴、 歯茎の腫れなどを確認します。

②触診: 歯科医が器具を使って歯の表面を触り、 虫歯の有無や進行度合いを確認します。
③冷温診:冷温刺激での反応で虫歯の有無や進行度合いを確認します。
④レーザー光を用いた検査: レーザー光を歯に照射し、その反射光を分析することで、 虫歯の有無や進行度合いを測定します。

⑤光照射診: 光を使って歯の内部を観察し、 虫歯の有無や進行度合いを確認します。
これらの診断方法を組み合わせることで、 レントゲン撮影を行わなくても、 虫歯の有無や進行度合いを正確に診断できる場合があります。
3. レントゲン撮影の必要性を判断する基準
レントゲン撮影が必要かどうかは、 患者さんの症状や状態によって異なります。
例えば、 以下のような場合には、 レントゲン撮影が必要となることがあります。
①強い痛みがある場合: 歯の神経まで虫歯が進行している可能性があるため、 レントゲンで確認する必要があります。
②歯茎が腫れている場合: 歯周病や歯根の先に膿が溜まっている可能性があるため、 レントゲンで確認する必要があります。
③過去の治療で詰め物や被せ物をしている場合: 詰め物や被せ物の下に虫歯ができている可能性があるため、 レントゲンで確認する必要があります。
④定期検診で虫歯のリスクが高いと判断された場合: 早期発見・早期治療のために、 レントゲンで確認することがあります。
4. レントゲン撮影による被曝について

歯科用レントゲン撮影による被曝量は、 日常生活で受ける自然放射線の量と比べて非常に少ないため、 過度に心配する必要はありません。
さらに、撮影時には鉛の入った「放射線防護用エプロン」も着用していただいております。ですから、被ばく線量は限りなく0に近いのです。
しかし、妊娠中の方や、 放射線に対する不安が強い方は、歯科医に相談してください。
しかし、妊娠中の方や、
5. まとめ
虫歯の診断には、レントゲン撮影以外にも様々な方法があります。 歯科医は、患者さんの症状や状態に合わせて、 適切な診断方法を選択します。
もし、レントゲン撮影について不安なことや疑問点があれば、 遠慮なく歯科医にご相談ください。
では、次回のブログもお楽しみに。。。
- 医療法人社団悟平会 陽光台ファミリー歯科クリニック
- 理事長 渡辺 泰平(歯学博士)
- PERF-JAPAN講師(根管治療)
MicroPex Hygienic Laboratory講師(歯周病治療)
Karl Kaps Germany 認定講師(マイクロスコープ)
日本・アジア口腔保健支援機構 第二種感染管理者検定講師
日本顎咬合学会 認定医
日本アンチエイジング歯科学会 認定医
日本健康医療学会 認定医