【ブリッジで失った歯を補う】ブリッジとは?ブリッジのメリット・デメリット
みなさんこんにちは🍀木更津市にある歯医者、陽光台ファミリー歯科クリニックのマイクロアシスタントです。
昨日、とある小説を読み終わりました。あいかわらず暇さえあれば本を読んでいるので、DAの読書記録で紹介予定の本がどんどん溜まってきています📚近々DAの読書記録2を更新したいなと思っているので、読書好きな方はよかったら覗いていただけたら嬉しいです☺️
今日のブログは「ブリッジ」がテーマです。
歯は私たちの健康を支える重要な役割を担っています。しかし、むし歯や歯周病、外傷などにより、時には歯を失ってしまうこともあります。そのような場合、入れ歯・ブリッジ・インプラントで、失った歯を補う治療が行われます。
ブリッジとは、失った歯の隣の歯を支えとして、その間に人工の歯を架ける治療法です。名前の通り、失った歯の両隣を橋脚として橋をかけるように被せ物を入れます。適切な治療を受けることで、見た目の美しさを保ちつつ、咀嚼(そしゃく)機能の回復も期待できます。ブリッジの特徴や適用範囲、治療の流れ、注意点などについて詳しく解説していきます。
ブリッジとは?
ブリッジとは、失った1本以上の歯を補うために、隣接する歯を支えとして架橋する治療法です。人工の歯を作り、両端の歯にしっかりと固定することで、見た目と機能の回復を実現します。
<ブリッジの主な特徴>
- ・失った歯を補完できる
- ・入れ歯のように取り外しをしない
- ・比較的短期間で治療が完了する
<ブリッジの適用範囲>
- ・数本の歯が隣接して欠損している
- ・1本の歯が欠損し、両隣の歯が健全である
ブリッジには適応範囲がありますので、必ず歯科医師の診断を受ける必要があります。例えば、欠損歯数が多い、両隣の歯が健全でない場合などは、ブリッジの適応外となる可能性があります。
そのような場合は、部分入れ歯やインプラントなどの他の治療法を検討することになります。歯科医師と相談しながら、自分に最適な治療法を選択することが大切です。
<ブリッジの治療の流れ>
ブリッジの治療は、おおよそ以下のような流れで行われます。
- ①治療計画の立案
- ②隣接歯の形成
- ③型取り
- ④ブリッジの作製と装着
- ⑤メインテナンス
まずは、歯科医師による初診と診査を行い、欠損部位や周囲の歯の状態を確認します。その上で、ブリッジの適応性や設計、使用する材料などの治療計画を立てていきます。
次に、ブリッジの支えとなる歯の形成を行います。歯を削って、ブリッジを装着するスペースを確保します。歯の型取りをしてブリッジを作製します。
最後に、技工士によって作製されたブリッジを装着し、治療が完了します。治療後も定期的なメンテナンスが必要となります。
このように、ブリッジの治療には複数の工程が含まれ、時間を要する場合もあります。
ブリッジには様々な長所がありますが、同時に注意すべき短所もあります。ここではその主なものを紹介します。
<ブリッジの長所>
- ・失った歯を自然な形で補える
- ・隣接する歯の保護が期待できる
- ・固定されるので入れ歯に比べて使いやすい
- ・比較的短期間で治療が完了する
<ブリッジの短所>
- ・健康な隣接歯を削らなければならない
- ・装着後の手入れが必要
- ・長期的な耐久性に課題がある
- ・再治療が必要になる可能性がある
ブリッジは、歯の欠損を補う優れた方法ではありますが、健康な歯を削らなければならないという欠点もあります。また、長期的な耐久性にも課題があり、将来的な再治療が必要になる可能性もあります。
そのため、ブリッジの適応を検討する際は、患者さんの状況や希望によって、他の治療法との比較も行い、最適な方法を選択することが重要です。
メンテナンスが大切
ブリッジは、適切なメンテナンスを行うことで、長期的に良好な状態を維持することができます。
ブリッジの周りの歯や歯肉には、プラークの蓄積やむし歯、歯周病などのリスクがあります。そのため、ブリッジ装着後は、丁寧な歯磨きや定期的なクリーニングが不可欠です。
また、ブリッジの装着後も、定期的な歯科医院での診療を受けることをおすすめします。専門的なケアを受けることで、ブリッジの状態やお口全体の確認、必要に応じた治療を行うことができます。
このようなメンテナンスを怠ると、ブリッジの破損や脱離、さらには周囲の歯の健康状態の悪化などの問題が生じる可能性があります。ブリッジを長く使い続けるためには、日頃からの手入れと定期的な歯科受診が重要です。
当院での予防歯科はこちらをご覧ください。
まとめ
ブリッジは、失った歯を自然な形で補うことができる治療法の1つです。
ただし、ブリッジには健康な歯を削る必要があるという短所もあり、また長期的な耐久性にも課題があります。そのため、治療法の選択にあたっては、患者さんの状況や希望を歯科医師と相談しながら最適な方法を検討することが重要です。
ブリッジ治療後も、日頃のメンテナンスと定期的な歯科受診が欠かせません。適切なケアを行うことで、長期的にブリッジを使い続けることができます。
歯の健康は私たちの生活の質に大きな影響を及ぼします。ブリッジは、失った歯を補う1つの方法として、ぜひ検討してみてください。