とんでもない暑さは激辛でのりこえろ!あなたはどこまで耐えられるか!
その激辛料理、大丈夫ですか?
こんにちは🍀木更津市の歯医者、陽光台ファミリー歯科クリニック🍀です。
とんでもなく暑い日が続いていますね!
暑い日は辛い料理で汗をかいて、、、なんて誰が言い出したんでしょう。
昨今の激辛ブームもあり、巷には辛い料理が溢れていますね。みなさんは辛い料理好きですか?辛さに強いですか?どんな種類の辛さが好みですか?
「辛い」と一言で言っても、色々な種類の辛さがあります。以前、当院の歯科医師が「作った」と言って持ってきたのが「手作り辣油」。瓶の蓋を開けると目がシバシバ。コンタクトをしていなくて本当に良かったと。これは唐辛子と花椒の辛さ!!
先日名古屋に行ってきました。
名古屋も美味しいものが沢山ある街ですが、名古屋に行って名古屋発祥の台湾ラーメンを食べずしてどーすると、友人にすすめられたのが「味仙」。名古屋駅内にあるお店に突しました。夕ごはんにはだいぶ早い中途半端な時間でしたが、既に長蛇の列。並んで食べる事の大嫌いな私でしたが、30〜40分ほど並んで食べました。
ヤバい。美味しい。無理ではないけど辛い。唐辛子とニンニクで味付けした挽き肉により辛さより濃厚さ、奥深さの方が勝っている感じで、辛ければおk何ていう料理とは全然違いましたね。癖になりそうです。この辛さは唐辛子の辛さでしたね。(矢場味仙はついに9月東京渋谷進出という話も、、、、、矢場味仙は他の味仙とは使っている唐辛子の種類が違うらしいと、、他の味仙より辛いらしい)
私は以前、ハバネロが流行った時にノリで庭にハバネロを植えました。
実の形はピーマンに似ていますが、ピーマンよりはずっと小さいです。赤やオレンジ色をしていて、レッド・サヴィーナとも言われているんです。できた実をさわると冗談抜きでヒリヒリします。うっかり手袋なしで乾燥作業をすると痛みを伴う事もあります。あまりの辛さに使える料理が限られ、結局栽培は1年でやめました。
唐辛子の種類は3000種以上あると言われています。私達日本人が通常料理で使うものは「鷹の爪」と言われるものです。七味唐辛子に入っているのもこれです。唐辛子の辛味は「カプサイシン」という成分によるものです。他には、私が庭に植えていた「ハバネロ」や「ハラペーニョ」などがあります。
中国料理などは辛さを出すのに唐辛子系に加え、花椒も良く使われます。「山椒」と同じミカン科サンショウ属の植物で、中国語で「ホアジャオ」、日本語では「かしょう」と読みます。 山椒とは種が異なります。熟した赤い実を乾燥させたもので、より強い辛みとしびれが特徴です。 花椒の辛味成分は「サンショオール」です。
同じく辛味成分に「サンショオール」を持つ日本でなじみの「山椒」も強い辛味を出すために良く使われます。うなぎ料理には独特の香りで必須の香辛料ですね。七味唐辛子にも使われています。以前ブログで紹介させて頂きましたが、使う時は水にさらす時間で辛味を調節します。我が家では辛味の少ない「朝倉山椒」を植えています。
他に独特の辛味成分がある生姜は日本では良く使われるものですね。含まれる辛味成分は主に「ジンゲロール」と「ショウガオール」の2種類です。ジンゲロールは血行促進や体を温める効果があり昔から生薬としても扱われてきました。これは加熱するとショウガオールに変化し、消化を助ける薬効もあります。
私は幼稚園の頃から新生姜が大好きでした。
根生姜より繊維の少ない新生姜に赤味噌をつけて食べるのが好きでした。ぴりぴりする生姜の辛さが良いのですが、幼稚園児の食べるものではないと皆から言われていました。生姜は辛いけれど唐辛子の様に汗だらだらになるものではありませんね!どちらかといえば、爽やかな辛さです。
あと日本でなじみの辛さといえば、カレーの辛さでしょうか?辛いものは口から火をふくようだとも言われますが、カレーの辛さは単体の辛味成分ではなく何種類かの辛味成分で作られています。もちろん主たる辛味は唐辛子の「カプサイシン」ですが、カレーの味を作るガラムマサラにはブラックペッパーが含まれていて、「ピペリン」という辛味成分が辛さをつくっています。
どの辛味成分も上手く使えば発汗を促すなど、夏を乗り切るのに一役買ってくれそうですが、一方で過剰に摂取すると身体を傷つける恐れもあります。
唐辛子の「カプサイシン」は体脂肪を燃焼させてエネルギー消費を促す効果があったり、適量なら胃腸の働きを活発にする効果があります。また鎮痛作用があるので、鎮痛の為の湿布やクリームにも使われています。
しかし「カプサイシン」の過剰摂取は排尿障害や胃食道逆流症も引き起こす可能性もあります。他にも粘膜の炎症に吐き気、嘔吐、高血圧が起きることもあります。
辛い料理を食べ過ぎると味蕾という舌の感覚器官が麻痺してしまいます。歯茎など口腔内への影響もあります。「カプサイシン」そのものは口腔内のトラブルの解決に役立つ事もある成分ですが、口腔内に炎症をお持ちの、特に歯周病による歯茎の炎症を起こしている方には、痛みも感じやすくなります。また歯周病そのものが悪化する可能性もあります。
いずれにせよ「ほどほど」が大切なようです。お好みの辛味成分と辛さの度合いを探して、猛暑になりそうな今年の夏を乗り切りましょう!!
さて、次は何を食べますか?